UNIT 20 生産計画調整

佐藤：陳さん、すぐに緊急会議連絡書を皆に回覧してください。会議は十時から始めます。

陳　：何か緊急なことがありますか。

佐藤：本社から緊急連絡が来て、ソジ機の注文数量が大はに増えました。それに納期が非常にきついので、すぐに納品計画を作らなければならないのです。

陳　：分かりました。すぐに連絡します。

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佐藤：皆さん、会議を今から始めます。緊急会議を行う理由は知っているはずです。これからは各部門の対応計画を出してもらい、問題がある部署は一緒に言ってください。

周　：部品とザ量の在庫数量を確認した結果、一部の輸入部品が足りないのに気付きました。すぐに発注する必要があります。

佐藤：連絡した所、本社には在庫がありました。エアー便で発送すると3日間かかりますが、通関の方は大丈夫ですか。

周　：国際速達便のFEDEXで部品を発送すれば、KG3の方式で通関できますから、１日あれば大丈夫です。

佐藤：国内調達部品の方は問題ないですか。

周　：ないはずです。会議が終わってから、一つ一つ確認します。サプライヤーに計画通りに納品するように頼みます。

佐藤：よし、生産のほうはどう？先ず成形課から始めましょう。

劉　：成形に使う樹脂材料は問題ないです。問題はこの数量で掃除機の部品を生産すると、第一課で使うほかの部品の生産数量に営業を与える可能性があります。と言うのは、インジェクションマシンは既に三交替で回していますから、土曜日と日曜日の残業を考えるしかないと思います。

佐藤：ええ、正確に計算して、そして変更後の生産計画を出してください。次は李さんですね、この数量は保証出来ますか。

李　：自信があります。この前生産工程を確認したことがありまして、当面の８工程から１２工程まで調整することが出来、これで生産数量は50％も上げられます。と同時に、多能工(たのうこう)と新入社員の訓練も終わりましたから。部品さえ保証して頂ければ、計画は達成できると思います。

佐藤：生産数量が急に増えると、予算できないことが出てくるかも知れない、準備しておいてください。

李　：はい、部長、分かりました。

孫　：部長、私も計画を見ましたが、第一課の一部の製品の生産は適当に調整できると思います。これで成形課は金型の交換回数を減らすことが出来ます。

佐藤：ええ、じゃ、劉さんと相談してから、孫さんも変更した生産計画を出してください。他に無かったら、会議はこれで終わりにします。みんなの力を合わせて、今回の生産計画を達成することを望みます。