「あなたは自分のしたことをいやなことだったと思っていますか。」もう一度そう先生が静かに仰った時には、僕はもうたまりませんでした。 ぶるぶると震えてしかたがない唇を、噛みしめても噛みしめても泣声が出て、眼からは涙がむやみに流れて来るのです。 もう先生に抱かれたまま死んでしまいたいような心持ちになってしまいました。 「あなたはもう泣くんじゃない。よくわかったらそれでいいから泣くのをやめましょう、ね。次ぎの時間には教場に出ないでもよろしいから、わたくしのこのお部屋に入らっしゃい。静かにしてここに入らっしゃい。私が教場から帰るまでここに入らっしゃいよ。いい。」と仰りながら僕を長椅子に坐らせて、その時また勉強の鐘がなったので、机の上の書物を取り上げて、僕の方を見ていられましたが、二階の窓まで高く這い上った葡萄蔓から、一房の西洋葡萄をもぎって、しくしくと泣きつづけていた僕の膝の上にそれをおいて静かに部屋を出て行きなさいました。
老师又静静地说:“你也觉得自己做的事惹人讨厌吧?”,我再也受不了了。 颤抖着紧咬嘴唇,可是还是哭了出来,眼泪模糊。 被老师抱着,想死的心都有了 “你已经哭了不是么。明白了就好,别哭了。接下来的时间不去教室也可以,呆在我的房间吧。安静地呆着。我回来之前在这呆着哈。”说着,让我坐在长椅上,那时又敲了上课铃,给我拿了桌子上的书,在我的方向能看到的爬上二楼的窗子高度的葡萄蔓,摘下了一串外国葡萄,房子还在苦的我的膝盖上,静静地离开了屋子。