そうしたらどうでしょう、まず第一に待ちきっていたようにジムが飛んできて、僕の手を握ってくれました。 そして昨日のことなんか忘れてしまったように、親切に僕の手をひいてどぎまぎしている僕を先生の部屋に連れて行くのです。 僕はなんだか訳がわかりませんでした。 学校に行ったらみんなが遠くの方から僕を見て「見ろ泥棒のうそつきの日本人が来た」とでも悪口をいうだろうと思っていたのにこんなふうにされると気味が悪いほどでした。 二人の足音を聞きつけてか、先生はジムがノックしない前に、戸を開けてくださいました。 二人は部屋の中に入りました。 「ジム、あなたはいい子、よくわたくしの言ったことがわかってくれましたね。ジムはもうあなたからあやまってもらわなくってもいいと言っています。二人は今からいいお友達になればそれでいいんです。二人とも上手に握手をなさい。」と先生はにこにこしながら僕達を向い合せました。 僕はでもあんまり勝手過ぎるようでもじもじしていますと、ジムはいそいそとぶら下げている僕の手を引張り出して堅く握ってくれました。
那样的话怎么办呢,首先等着我的吉姆飞奔过来,和我握手。 像把昨天的事情忘掉似的,亲切的拉着我的手,把紧张的我带进老师的房间。 我也不知道是怎么回事。 去了学校大家都远远地看着我,我感觉像是在说:“看啊那个小偷,撒谎的日本人来了。” 好像听到了2个人的脚步声,老师在吉姆敲门前,打开了。 我们二人进屋了。 “吉姆,你是好孩子,很明白我的意思啊。吉姆说了你不道歉也可以。从今起做好朋友就可以了。两个人好好的握手吧。”老师笑着让我们面对面。 我扭扭捏捏的不能过于随便的时候,吉姆急忙牵起我的手紧紧握住。