深山の秋
小川未明
「あの
そう
「ああわかった。
こう
いつしか、
「どうしたのですか、さるさん、なにか
この
「それは、すてきだった。みんな
「ほんとうに、いいことですが、
「
「じゃ、さるさん、
そこへ、のっそりときつねがやってきました。
「さるさん、なにか
「きつねさん、あなたは、
これをきくと、きつねは、そり
「あ、
りすは、いきがけに、
「ぶどうは、すこし
「そうとも、たとえ
「
「そんなことはない。」と、きつねは、
「じゃ、
すると、
「こんどは、
「そういうさるさんだって、
「そんな