はたらく二少年
小川未明
トロッコが、ほそいレールの
はたらくものの
やがて
「そんなら、
「そう、
「わたしは、ちょうどきみとははんたいで、
「
「
「それでもまだきみには、やさしいおかあさんがあったからいい。さびしいときは、いつでもおもかげを
いつも、ぼくはさびしい
このおばさんは、いい
そのあくる
「おばさんのおうちは、どこなの。」ときいた。
「ぼっちゃん、
それから
ついに、ぼくは、ある
「おい、
それは、
「どうして、こんなところへきた。おとうさんといっしょか。」と、おじさんはきいた。
ぼくが
「
「あはは、ばかめが。
「