日の当たる門
小川未明
きかん
「
「
「一、二、三、四っ、五、六、七っ。」
「さあ、まる
三ちゃんは、ポケットから、
「うん。」と、うなずきました。
「こんどは、なんにしよう?」
「
みんなは、
「
「もういい。あや
「
「こんなこと、もうよしたーと。」と、
「だめ、こんどあっちへいくんだ。
三ちゃんは、
ちょうど、そのじぶん、
「まあ、どこのわるい
この
「このへんには、ほんとうに、わるい
この
「
「よし、いい
そのうちに、あっ、という
「おじいさんがしかるよ。」と、そばで
「しかったら、よすよ。」と、
「
「このボールがいけないんだね。」
二
「おい、
「
「
「ああ、いこう。」
「エヘン。」と、おじいさんの
「いうことをきかなかったら、とりあげてしまえばいいのだ。」
「ほんとうに、この
「ボールが
「さおを
「あちらへ、ころがってしまわないかな。」
「よし
「いやよ。」と、よし
「
「みんな
そのうちに、
「さあ、
たちまち、
* * * * *