「レストラン」

 １　レストラン

１　文型(ぶんけい)

★　１　お吸(す)いになりますか。

２　食事(しょくじ)のために並(なら)ぶんですか。

★★　　日本(にほん)ならではの光景(こうけい)です。

 

２　★　基本(きほん)会話(かいわ)　(^o^)

店員(てんいん)：いらっしゃいませ。

　　　何名(なんめい)さまでしょうか。

木村(きむら)：二人(ふたり)です。

店員(てんいん)：おたばこはお吸(す)いになりますか。

木村(きむら)：いいえ。

店員(てんいん)：では禁煙席(きんえんせき)にどうぞ。

 

１　木村(きむら)さんは何人(なんにん)で行(い)きましたか。

　

２　木村(きむら)さんはたばこを吸(す)いますか。

 

３　★★応用会話(おうようかいわ)　(^o^)

チョン：木村(きむら)さん、大勢(おおぜい)の人(ひと)が並(なら)んでいますね。

木村(きむら)　：この先(さき)に有名(ゆうめい)なレストランがあるんですよ。

チョン：食事(しょくじ)のためにあんなに並(なら)ぶんですか。

木村(きむら)　：そうですよ。おいしいもののためなら３０分(さんじゅっぷん)ぐらい平気(へいき)ですよ。

チョン：ええっ、３０分(さんじゅっぷん)！韓国(かんこく)では考(かんが)えられないですよ。

木村(きむら)：日本(にほん)ならではの光景(こうけい)でしょうか…　　　

 

１　何(なん)のために大勢(おおぜい)の人(ひと)が並(なら)んでいますか。

 

２　韓国(かんこく)でもよく見(み)られる光景(こうけい)ですか。

 

４　文法(ぶんぽう)

★　１　お～になります　（尊敬語(そんけいご)）

　　お＋ます形(けい)＋になります

　　読(よ)みます→お読(よ)みになります

　　書(か)きます→お書(か)きになります

　　持(も)ちます→お持(も)ちになります

例(れい)　先生(せんせい)は新聞(しんぶん)をお読(よ)みになっています。

　　お客(きゃく)さまはもうお帰(かえ)りになりました。

　　部長(ぶちょう)は会社(かいしゃ)をお辞(や)めになりました。

★　２　～ん（の）です　　（疑問(ぎもん)、原因(げんいん)、理由(りゆう)、感情(かんじょう)などを表(あらわ)す）

　　普通体(ふつうたい)＋んです

例(れい)　「どうして昨日(きのう)休(やす)んだんですか。」「頭(あたま)が痛(いた)かったんです。」

　　スミスさんは自動車(じどうしゃ)の運転(うんてん)がとても上手(じょうず)なんですね。

　　昨日(きのう)遅(おそ)くまで勉強(べんきょう)したので、今(いま)とても眠(ねむ)いんです。

★　３　～ためなら　　　（目的(もくてき)、利益(りえき)）

　　名詞(めいし)＋の　　＋ためなら

　　動詞(どうし)の普通体(ふつうたい)　　　＋ためなら

例(れい)　健康(けんこう)のためならたばこも酒(さけ)も止(や)めます。

　　家族(かぞく)のためなら単身赴任(たんしんふにん)もします。

　　癌(がん)を治(なお)すためなら何(なん)でもします。

★★　４　～ならではの～　　（～独特(どくとく)の　～のほかにはない）　

例(れい)　浴衣(ゆかた)は夏(なつ)ならではの風景(ふうけい)です。

　　韓国(かんこく)ならではのキムチの作(つく)り方(かた)がありますか。

　　ねぶたは青森(あおもり)ならではの祭(まつ)りです。

 

５　★練習(れんしゅう)　例(れい)のように言(い)ってみましょう。　(^o^)

１　先生(せんせい)は　お飲(の)みに　なっています。

 

２　「どうしたんですか。」

　「頭(あたま)が痛(いた)いんです。」

 

３　家族(かぞく)のためなら何(なん)でもできます。

 

６　★★　読解(どっかい)　文(ぶん)を読(よ)んで質問(しつもん)に答(こた)えましょう。

★     

昼(ひる)ご飯(はん)を食(た)べるためにヤンさんは小林(こばやし)さんと新宿(しんじゅく)の”さくら”に行(い)きました。とても静(しず)かで、”さくら”ならではの雰囲気(ふんいき)がありました。店(みせ)の中(なか)に男(おとこ)の人(ひと)はほとんどいませんでした。小林(こばやし)さんが「サラリーマンの昼食代(ちゅうしょくだい)はコーヒー代(だい)も入(い)れて千円(せんえん)以内(いない)だからこんな高(たか)い店(みせ)には来(こ)ないよ」と言(い)ったのでヤンさんはびっくりしました。主婦(しゅふ)はたまに食事(しょくじ)をするのだから、高(たか)い店(みせ)にも来(こ)られるそうです。

 

１　さくらはどんな店(みせ)ですか。

２　サラリーマンはどうしてさくらに来(き)ませんか。

３　どうして主婦(しゅふ)はさくらに来(こ)られますか。

 

８　覚(おぼ)えておきたい言葉(ことば)

お品書(しなが)き　メニュー

松(まつ)　　　　とても高(たか)い

竹(たけ)　　　　高(たか)い

梅(うめ)　　　　普通(ふつう)　　　松竹梅(しょうちくばい)はよく寿司(すし)などの値段(ねだん)に使(つか)われる。

お冷(ひや)　　　水(みず)

お通(とお)し　　居酒屋(いざかや)で最初(さいしょ)に持(も)ってくる食(た)べ物(もの)。これは席料(せきりょう)のようなもので断(ことわ)ることはできない。

お造(つく)り　　刺身(さしみ)

がり　　　寿司(すし)についている生姜(しょうが)

あがり　　寿司屋(すしや)のお茶(ちゃ)　　　

そば/うどん　

　　　　　きつね　　あぶらあげの入(はい)っているもの

　　　　　たぬき　　天(てん)ぷらのあげ玉(だま)が入(はい)っているもの

　　　　　月見(つきみ)　　　生卵(なまたまご)が入(はい)っているもの

　　　　　おかめ　　かまぼこなどが入(はい)っているもの

　　　　　力(ちから)うどん　餅(もち)が入(はい)っているうどん

 

～丼(どん)　　～重(じゅう)　　　丼(どん)はどんぶり、重(じゅう)は木(き)の箱(はこ)に入(い)れてある

卵丼(たまごどん) 　　ご飯(はん)の上(うえ)にたまねぎと卵(たまご)を煮(に)たものをのせてある　　

親子丼(おやこどん)　　卵丼(たまごどん)に鶏肉(とりにく)が入(はい)っているもの

かつ丼(どん)　　卵丼(たまごどん)に豚(とん)カツが入(はい)っているもの

天丼(てんどん)　　　ご飯(はん)の上(うえ)に天(てん)ぷらがのせてあるもの

鰻丼(うなどん)　　　ご飯(はん)の上(うえ)に鰻(うなぎ)がのせてあるもの　

９　★★★外食産業(がいしょくさんぎょう)

日本(にほん)では１０００年(ねん)ぐらい前(まえ)からすでに人(ひと)の集(あつ)まるところでは食(た)べ物(もの)が売(う)られていたそうだ。江戸時代(えどじだい)１８世紀(せいき)半(なか)ばには茶店(ちゃみせ)や屋台(やたい)のような店(みせ)があった。うなぎ、寿司(すし)、てんぷら、そばなどの店(みせ)に人気(にんき)があった。戦後(せんご)の物資(ぶっし)がない時代(じだい)でさえすいとんや水(みず)のようなお粥(かゆ)などの店(みせ)があった。

食(た)べ物(もの)が豊富(ほうふ)にある現在(げんざい)、ハンバーガーなどのファーストフードの店(みせ)から高級(こうきゅう)フランス料理(りょうり)まで世界中(せかいじゅう)の食(た)べ物(もの)の店(みせ)がほとんどそろっている。その国(くに)の味(あじ)そのままの店(みせ)もあるが日本人(にほんじん)の口(くち)に合(あ)うように味(あじ)が変(か)えられている店(みせ)が多い。一(いっ)食(しょく)３００円(えん)以下(いか)の店(みせ)も、昼食(ちゅうしょく)でさえ５０００円(えん)以上(いじょう)もする店(みせ)も、流行(はや)っている。店(みせ)の形式(けいしき)も、立(た)ち食(ぐ)いそばやバイキング形式(けいしき)（食(た)べ放題(ほうだい)、ビュフェスタイル）、回転寿司(かいてんずし)、一日(いちにち)に一組(ひとくみ)しか予約(よやく)客(きゃく)を取(と)らない店(みせ)などもある。回転寿司(かいてんずし)形式(けいしき)の店(みせ)は海外(かいがい)にも進出(しんしゅつ)している。

最近(さいきん)はお茶(ちゃ)もお酒(さけ)も食事(しょくじ)までとれる「カフェ」が人気(にんき)を集(あつ)めている。流行(りゅうこう)のメニューが手頃(てごろ)な値段(ねだん)で味(あじ)わえるからだ。好(す)きな総菜(そうざい)を選(えら)んでその場(ば)で食(た)べられる「デリカフェ」も人気(にんき)だ。スープや、サラダを売(う)り物(もの)にしている店(みせ)が多(おお)い。

安(やす)いだけでは客(きゃく)は来(こ)ないしメニューも研究(けんきゅう)しなければすぐ飽(あ)きられてしまう。３カ(か)月(げつ)に一度(いちど)メニュー変(か)えている居酒屋(いざかや)もある。店(みせ)の内装(ないそう)を女性(じょせい)好(ごの)みに変(か)えた居酒屋(いざかや)もある。努力(どりょく)の結果居酒屋(けっかいざかや)に家族連(かぞくづ)れで来(く)る客(きゃく)も増(ふ)えている。またポイントカードを発行(はっこう)して何度(なんど)も来(き)てくれた客(きゃく)に特別(とくべつ)サービスをする店(みせ)も多(おお)い。カードのデーターを調(しら)べて、メニューを変更(へんこう)した店(みせ)もある。

外国人(がいこくじん)に特(とく)に珍(めずら)しがられているのが日本(にほん)独特(どくとく)のショウウインドーのおいしそうな料理(りょうり)の見本(みほん)である。わざわざ見本(みほん)をお土産(みやげ)に買(か)って帰(かえ)る人(ひと)もいる。また写真(しゃしん)入(い)りのメニューも見(み)るだけでどんな料理(りょうり)か分(わ)かって便利(べんり)だ。特(とく)に居酒屋(いざかや)のメニューを見(み)ると未知(みち)の料理(りょうり)に挑戦(ちょうせん)してみようと言(い)う気(き)になると彼(かれ)らは言(い)う。

　　　　　答(こた)え

 

基本会話(きほんかいわ)の答(こた)え

１　　二人(ふたり)です。

２　　いいえ。

応用会話(おうようかいわ)の答(こた)え

１　　食事(しょくじ)をするためです。

２　　いいえ。

練習(れんしゅう)

１　先生(せんせい)は　お飲(の)みに　なっています。

　　　　　　お待(ま)ち

　　　　　　お話(はなし)

　　　　　　お休(やす)み

２　どうしたんですか。　頭(あたま)が痛(いた)い　　　　　　んです。

　　　　　　　　　　　　母(はは)が病気(びょうき)な

　　　　　　　　　　　　テレビ(てれび)がつかない

　　　　　　　　　　　　さいふをおとした　　　　　　　　　　　　

３家族(かぞく)の　　　　ためなら　　　何(なん)でもできます。

　子供(こども)の　　　　　　　　　　　引(ひ)っ越(こ)します

　先生(せんせい)の　　　　　　　　　　　手伝(てつだ)います

　大学(だいがく)に入(はい)る　　　　　　　　　遊(あそ)びません

読解(どっかい)の答(こた)え

１　静(しず)かで、“さくら“ならではの雰囲気(ふんいき)があります。

２　高(たか)いからです。

３　たまに食事(しょくじ)をするからです。