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第22章 再びふくろう便 Owl Post Again(13)

时间: 2023-04-10    进入日语论坛
核心提示:学期の最後の日に、試験しけんの結果が発表された。ハリー、ロン、ハーマイオニーは全科目合格だった。「魔ま法ほう薬やく学がく
(单词翻译:双击或拖选)

学期の最後の日に、試験しけんの結果が発表された。ハリー、ロン、ハーマイオニーは全科目合格だった。「魔ま法ほう薬やく学がく」もパスしたのにはハリーも驚いた。ダンブルドアが中に入って、スネイプが故こ意いにハリーを落第させようとしたのを止めたのではないかと、ハリーはぴんときた。この一週間のスネイプのハリーに対する態度たいどは、鬼き気き迫せまるものがあった。ハリーに対する嫌けん悪お感かんがこれまでより増すことなど不可能だと思っていたのに、大ありだった。ハリーを見るたびに、スネイプの薄うすい唇くちびるの端はしの筋肉がひくひく不快な痙けい攣れんを起こし、まるでハリーの首を絞しめたくて指がムズムズしているかのように、しょっちゅう指を曲げ伸ばししていた。

パーシーはN・E・W・Tいもりテストで一番の成せい績せきだったし、フレッドとジョージはそれぞれ、O・W・Lふくろうテストでかなりの科目をスレスレでパスした。一方グリフィンドール寮りょうは、主おもにクィディッチ優勝戦の目覚ましい成績のおかげで、三年連続で寮りょう杯はいを獲かく得とくした。そんなこんなで、学期末の宴えん会かいは、グリフィンドール色の真紅しんくと金こん色じきの飾りに彩いろどられ、グリフィンドールのテーブルはみんながお祝い気分で、一番にぎやかだった。ハリーでさえ、次の日にダーズリーのところへ帰省きせいすることも忘れ、みんなと一緒に、大いに食べ、飲み、語り、笑い合った。

翌よく朝あさ、ホグワーツ特急がホームから出発した、ハーマイオニーがハリーとロンに驚くべきニュースを打ち明けた。

「私、今朝、朝食の前にマクゴナガル先生にお目にかかったの。『マグル学』をやめることにしたわ」

「だって、君、百点満点の試験に三百二十点でパスしたじゃないか!」ロンが言った。

「そうよ」ハーマイオニーがため息をついた。

「でも、また来年、今年みたいになるのには耐たえられない。あの『逆転時計タイムターナー』、あれ、私、気が狂いそうだった。だから返したわ。『マグル学』と『占うらない学』を落とせば、また普通の時間割になるの」

「君が僕ぼくたちにもそのことを言わなかったなんて、いまだに信じられないよ」ロンが膨ふくれっ面つらをした。「僕たち、君の友達じゃないか」

「誰にも言わないって約束したの」

ハーマイオニーがきっぱり言った。それからハリーのほうを見た。ハリーは、ホグワーツが、山の陰かげに入って見えなくなるのを見つめていた。この次に目にするまで、まる二ヵ月もある……。


  学期最后一天,公布了考试成绩。哈利、罗恩和赫敏每门课都通过了。哈利想不到他竟然通过了魔药课考试。他很怀疑是邓布利多进行了干预,不许斯内普跟他过不去。最后一星期里,斯内普对哈利的态度相当令人害怕。哈利想不到斯内普对他的厌烦情绪竟然有增无减,但是事情就是这样。斯内普每次看到哈利,他那薄薄的嘴唇旁的一根肌肉就令人不愉快地扭动起来,他还不断地折屈手指,似乎恨不得要扼住哈利的喉咙似的。 
  珀西通过了最高级N.E.w.Ts;弗雷德和乔治每人都勉强凑集了一把0.W.Ls证书。 
  与此同时,格兰芬多院在很大程度上由于在魁地奇比赛中的突出表现而连续三年得到了院冠军。这意味着期末的宴会用猩红色和金色来装饰,也意味着格兰芬多院的桌子格外热闹,因为每个人都在庆祝。就连哈利也在吃喝谈话,和大家一起开怀大笑的时候也忘记了第二天他还要回到德思礼家去。 
  霍格沃茨特快列车第二天离开车站的时候,赫敏向哈利和罗恩提供了若干惊人的消息。 
  “今天早上我去看麦格教授了,就在早饭以前。我已经决定不上麻瓜研究这门课了。” 
  “可是你的考试成绩是百分之三百二十呀!”罗恩说。 
  “我知道,”赫敏叹着气说,“但是明年再像今年这样我可受不了了。那个计时器简直要让我发疯了。我已经把它上交了,不上麻瓜研究和占卜这两门课之后,我就又能有一张正常的时间表了。” 
  “你竟然不告诉我们有关计时器的事,我仍旧不能相信。”罗恩埋怨遭,“我们难道不是你的朋友吗?” 
  “我答应过不告诉任何人。”赫敏一本正经地说。她回过头来看着哈利,哈利正注视着霍格沃茨被一座山遮得看不见了。再看见霍格沃茨要等整整两个月啊。
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