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第12章 ポリジュース薬 The Polyjuice Potion(26)

时间: 2023-03-03    进入日语论坛
核心提示:「胃い薬ぐすりだ」ロンが呻うめいた。二人は振ふり向きもせず、スリザリンの談だん話わ室しつを端はしから端まで一いち目もく散
(单词翻译:双击或拖选)

「胃い薬ぐすりだ」ロンが呻うめいた。二人は振ふり向きもせず、スリザリンの談だん話わ室しつを端はしから端まで一いち目もく散さんに駆かけ抜け、石の扉とびらに猛もう然ぜんと体当たりし、廊ろう下かを全力疾しっ走そうした。――なにとぞマルフォイが何にも気づきませんように――と二人は祈いのった。ハリーはゴイルのダボ靴ぐつの中で足がズルズル滑すべるのを感じたし、自分が縮ちぢんでいくので、ローブをたくし上げなければならなかった。二人は階段をドタバタと駆け上がり、暗い玄げん関かんホールにたどり着いた。クラッブとゴイルを閉じ込こめて鍵かぎを掛かけた物もの置おきの中から、激はげしくドンドンと戸を叩たたくこもった音がしている。物置の戸の外側に靴を置き、ソックスのまま全ぜん速そく力りょくで大だい理り石せきの階段を上り、二人は「嘆なげきのマートル」のトイレに戻もどった。

「まあ、まったくの時間のムダではなかったよな」ロンがゼイゼイ息を切らしながら、トイレの中からドアを閉めた。

「襲おそっているのが誰なのかはまだわからないけど、明あ日すパパに手紙を書いてマルフォイの応おう接せつ間まの床下を調べるように言おう」

ハリーはひび割われた鏡かがみで自分の顔を調べた。普ふ段だんの顔に戻っていた。メガネを掛かけていると、ロンがハーマイオニーの入っている小部屋の戸をドンドン叩いていた。

「ハーマイオニー、出てこいよ。僕ぼくたち君に話すことが山ほどあるんだ――」

「帰って」ハーマイオニーが叫さけんだ。

ハリーとロンは顔を見合わせた。

「どうしたんだい」ロンが聞いた。「もう元の姿に戻ったはずだろ。僕たちは……」

「嘆きのマートル」が急にするりとその小部屋の戸から出てきた。こんなにうれしそうなマートルを、ハリーは初めて見た。


  “去拿药治肚子疼。”罗恩含混地咕哝一声。他们不再啰嗦,一下子蹿过斯莱特林的公共休息室,冲向石墙,然后在走廊里撒腿狂奔。他们希望马尔福什么也没有觉察到。哈利可以感觉到他的脚在高尔的大鞋子里打滑,他的身体在缩小,他不得不把衣服拎起。他们横冲直撞地冲上台阶,进入黑暗的门厅,只听见他们关押克拉布和高尔的柜子里传来沉闷的撞击声。他们把鞋子扔在柜子门口,穿着袜子奔上大理石楼梯,向哭泣的桃金娘的盥洗室冲去。

“还好,不是完全浪费时间,”罗恩喘着气说,回身关上盥洗室的门,“我知道我们还是没有弄清是谁发动了这些攻击,但是我明天要写信给我爸,叫他去搜查一下马尔福家的客厅下面。” 
 
  哈利在裂了缝的镜子前查看自己的脸。他又恢复了正常。他戴上眼镜,罗恩重重地敲着赫敏单间的门。 
 
  “赫敏,快出来,我们有很多话要告诉你—— ” 
 
  “走开!”赫敏尖着嗓子说。 
 
  哈利和罗恩吃惊地望着对方。 
 
  “怎么回事?',罗恩说,“你现在一定已经恢复正常了,我们..” 
 
  只见哭泣的桃金娘突然从单间的门缝里闪了出来。哈利从未见她显得这样高兴。 
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