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食物ことわざ事典114

时间: 2020-01-15    进入日语论坛
核心提示:みそ菜三年飛騨地方に伝わることわざで、みそ菜は朴葉《ほおば》みそのこと。ことわざの意味は、朴葉みそを三年も食べ続ければ、
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みそ菜三年

飛騨地方に伝わることわざで、みそ菜は朴葉《ほおば》みそのこと。ことわざの意味は、朴葉みそを三年も食べ続ければ、どんな豊富な財産をも食いつぶしてしまうということ。
うたいてな ムジナ誘い出す朴葉味噌
飛騨産の風味高いねぎとみそ、そして朴葉の焼ける香ばしさは、ムジナさえ誘い出す、ああ「うたいてな」(ごちそうやな)。朴葉みそは高山では朝食のみそ汁代りに親しまれてきた焼きみそで、うまいので、ついつい釣り込まれてごはんをお代りするようになる、手堅く貯めた財産も、三年もすれば底をつくようになる──貧しい食生活の昔にあって、朴葉みそは身上つぶしのごちそうでした。とは言え、そう気取ったものではなく、あくまでも素朴な庶民の味です。
炭火の上か、炉の熱灰の上に朴の葉を敷いて、その上にみそを置き、油を少し加え、刻みねぎやきのこなどをまぜて焼きながら食べます。朴の葉の香りが、熱せられるとみそに浸《し》み込んで、実に野趣に富んだ飛騨の味覚です。土地の人の話によれば、
「樵《きこり》が昼めしに困るので、破子《わりご》と呼ばれる弁当箱に、めしと漬けもの、みそを入れて山に入った。焚火をしながら、朴の葉を金網代りにしてみそを焼き、漬けものを温めて食べたということです。みそさえうまけりゃ、おかずがなくても、めしを食い込んでしまうから、重宝がられたと思うんです」
朴というと、わたしなどはすぐ思い出すのは朴歯の高下駄で、特有の木の香りと、やわらかい木の温《ぬく》もりがよみがえってきます。朴の木は信州や飛騨にはたくさんあり、丈の高い木で三〇メートル以上にもなり、大きな葉とともに丈の高さで目立つ落葉喬木です。
飛騨では霜の降りたあと、自然に落ちた朴の葉を拾い集めて、塩水のタライに一日二日漬け込んで置き、その後、陰干しして石か板の重石で十日ほど圧《おさ》えて乾かすと、一年中|保《も》つのだそうです。
朴の葉は、朴葉みそ以外にも、土地の人たちによって朴葉ずし、朴葉もちなどに利用されています。朴葉ずしは、朴の葉を取り、洗って、まず広げて置きます。すしめしの具はにんじん、はす。これらの材料をこまかに切って、砂糖、しょうゆを入れて煮、次にすしめしを葉の半分に広げ、煮ておいたにんじんやはすをのせて、葉の半分を折って、鉢の中に重ねて入れ、軽く重石をして、一晩置きます。具はほかに、サケ、マス、サバなどの酢じめ、木の芽、ぜんまいやわらび、秋に採って塩漬けしておいたきのこ類なども使い、土地によって、さまざまな作り方があります。朴葉ずしは、初夏の香り高い朴葉のすがすがしさを生かしきった郷土の味覚と言えましょう。朴葉もちは八月ごろの盆もちとも言われ、青い朴葉につきたてのもちを包んだもので、一週間ぐらいは保つそうで、フライパンにのせて弱火で焼くと、葉がみごとに取れるし、香りや葉脈がもちにつき、見た目にきれいなもちになります。
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