さて、水系が発達している日本では、トンボはどこにでもたくさんいたから、トンボ捕りやトンボ釣りは子どもたちに欠かせない遊びであった。そして、早くも12世紀末の後白川法皇の「梁塵秘抄」には、トンボ捕りの歌が載っている。それは「止まれ止まれトンボよ。堅塩をあげよう。そのまま止まっていよ、動かずに。篠竹の先に馬の尾の毛をより合わせて、そこにお前をくくりつけ、子どもたちに手繰らせて遊ばせよう」というものである。
はるかくだって江戸中期の寺島良安の「和漢三才図会」には、「小児は雌を糸につないで雄を釣って遊ぶ」とある。
在水系发达的日本到处都有很多蜻蜓,因此捕蜻蜓或诱蜻蜓曾经是孩子们必不可少的游戏。并且,早在12世纪末后白河法皇(编著)的《梁尘秘抄》中,就载有关于捕蜻蜓的和歌。那便是“蜻蜓啊,落下,落下,给你粗盐。落着别动,矮竹尖上挂着马尾绳,把你系在上面让孩子们拉着玩吧”。
在那很久以后,江户中期的寺岛良安在《和汉三才图会》(1713)中写道:“小儿将雌蜻蜓系在线上引诱雄蜻蜓玩耍。”