私の診断(下)
[原文]
体が硬くなってきた。寒くなってきたからか、病気が進行してきたのか、つかまるものがあっても、握らないと転んでしまうようになってきた。道路にはとても危なくて出られない。母が学校への送迎をするハメになってしまった。出勤の途中に、学校の中へ車を乗り入れ、私を降ろす。げた箱の所まで母の肩につかまって歩く。私が上靴(皆はスリッパ)にはきかえている間に、母は、カバンと弁当を、二階の教室まで走っておいてくる。
私は、手ぶらになって、手すりにつかまり、ゆっくり教室まで歩く。
授業終了後は、学校の向かいにあるお菓子屋さんで、六時まで待っている。お菓子屋のおばさんは、「店先のたたみの部屋で、宿題したり、本を読んでおりんね」と言ってくれた。
部活で遅くなった子がたくさん店に来るので、ちょっとはずかしいけど、他に方法がないので我慢する。
今日も教室移動の時、転んだ。右のこめかみに、かすり傷を負う。
Sちゃんがたすけてくれる。「アリガトウ」と言う前に、涙が出て言葉にならなかった。
[译文]
身体变得僵硬了。也许是天气变冷了,也许是病情恶化了,即使有抓着的东西,一没握住就要跌倒。路上太危险了,我自己无法出门。妈妈多了件麻烦事,要送我上下学。上班的途中,用车把我送到学校,放我下来。抓住妈妈的肩膀走到木屐箱子的地方,乘我换室内穿的鞋子(大家都是拖鞋)的空档,妈妈拿着书包和便当,跑到2楼的教室放好。我两手空空握着扶手慢慢地走到教室里。
放学后,到6点为止,在学校对面的点心店等着。点心店的阿姨对我说:“到里面的房间,做功课,看会儿书吧。”
店里来了很多因为社团活动刚放学的孩子,我感到有点不好意思,但也没有别的办法只能忍耐。
今天走到教室的时候又摔倒了。右边的太阳穴那里有点轻微的擦伤。
S把我扶起来。还没来得及向她道谢,已经哭得什么话也说不了了。