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食物ことわざ事典129

时间: 2020-01-15    进入日语论坛
核心提示:鮟鱇の待ち食い 少しも働かずにじっとしていて、ごちそうにだけありつくこと。アンコウという魚は、海底の色に合わせて体色を巧
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鮟鱇の待ち食い

 少しも働かずにじっとしていて、ごちそうにだけありつくこと。アンコウという魚は、海底の色に合わせて体色を巧みに変え、深海の底にじっとしているので、なかなか見つけにくい魚です。背ビレのいちばん前が頭の上にあって、釣竿のように細く伸びていて、先のほうは少し太くなっているので、漁師は釣師魚《つりしうお》と呼んでいます。
アンコウはこれをユラユラ動かしながら小さな魚を誘《おび》き寄せ、頭の上にきたのを見定めると、急にとびついて一呑みにし、砂の中にもぐってから、ゆっくり食います。
その以前あんこう食ひし人の胆《きも》
江戸後期の画家酒井抱一の感想ですが、事実、このグロテスクで気色のわるい魚を最初に食った人の度胸はたいしたものだと思います。頭が|やけに《ヽヽヽ》大きく、押しつぶしたような形をしていて、大アゴを突き出し、鋭く不揃いの細かい歯がならんでいるところは、踏みつぶしたチャックのカバンそっくりです。胸ビレは強く発達し、まるで手足のように変質し、これで海底をはい回ることができるので、俗にアンコウの腕と呼び、漁師たちは底曳網《そこびきあみ》にアンコウがかかると、この腕のつけ根、つまり人間で言えばワキの下にあたる部分に腕を差し入れ、エラのあたりをつかんで、船の中へ引き入れます。皮はなめらかでウロコがなく、からだはブヨブヨしていてやわらかく、体長一メートルを越すものもおります。
関東のアンコウはよく関西のフグにくらべられますが、公平に言ってフグのほうがうまい。どだい、味の上で比較するのはまちがいで、料理の種類がちがいます。かろうじて類似点をあげれば、全体が余すところなく食べられるのと、こしらえ方が似ている程度です。
むかしから水戸の名物で、産地は常磐、三陸方面。肉よりは皮や内臓のほうが断然うまく、俗にアンコウの七つ道具と言って、トモ(肝臓)、ヌノ(卵巣)、水袋(胃袋)、柳肉(ほお肉)、エラ、皮、ヒレを特に賞味しますが、アバラやヒゲを数える人もおります。冬場がおいしく、とりわけ「鮟鱇鍋《あんこうなべ》」にすると味わいがよい。戦後、漢字制限とやらで「鮟鱇」の二字が使えなくなり、小料理屋で「アンコ鍋」と書いたら、甘いものと思って左党が注文しなかったという話を聞きましたが、左党ならずとも寒気がきびしくなるといちどは食べてみたい|なべもの《ヽヽヽヽ》です。
味はトモや皮がすぐれ、トモをゆがいて酢みそで食べると、また格別。なべにするときは、トモ、皮、肉のほかに、大根、ねぎ、うど、焼きどうふなどを加え、しょうゆ、みりん、または酒などで作る割り下は、淡味のほうが持ち味を殺さず、おいしくいただけます。
アンコウは前にも触れましたように、身がやわらかく、粘り気があるのでこしらえ方がむずかしく、俗に「吊し切り」という方法でこしらえます。アンコウの口に鉤《かぎ》をひっかけ宙につるし、口から水を入れて重みをつけ、皮をはぎ、それから順々に身を切り内臓を取り出します。
鮟鱇鍋酔の口舌のきりもなや  九宵子
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