2018-06-25 わたしの総身には夥しい人の群が息ずいている縄文の昔から今...
2018-06-25 銀の鋏で髪を切る無機質な切れ味を孕む銀の鋏で髪を切る風の...
2018-06-25 母になった今日という日が 終わる小鳥の体温のような夕焼け...
2018-06-24 郊外の友人からクール便が届いた小箱の中は甘い香りの山藤の...
2018-06-24 お早う と いうとお早う と 応える今日は と いうと今...
2018-06-24 おとうさん天空から私が見えますか玉葱の収穫をしています昨...
2018-06-24 そこには 細長い五枚の棚田があったはずなのだが???目の前に...
2018-06-24 親父の野球帽カッと照りつける真夏の太陽キラリと光る親父の...
2018-06-24 凍てついた清澄な大気に凜として佇む白椿その潔さと優しさに...
2018-06-24 夕陽が沈むころ 看護師さんが食事を運んで来る 同室の向か...
2018-06-24 通勤時に見る中学生の登校風景暑さが増してくる季節にはあの...
2018-06-24 道沿いの花壇に白い小菊が 群れて咲いている清らかに 凛と...
2018-06-24 「いいこと貯金」それは 相手にうまく届かず実を結ばなかっ...
2018-06-24 児島湾干拓事業は百年以上もむかし藤田傳三郎の出資によって...
2018-06-24 腹がくうと鳴る人はこれを腹時計という昼の十二時がくるとこ...
2018-06-24 胎児は 粘土の塊に見えた馬鈴薯にも見えたこれが一つのいの...
2018-06-24 ようこそ いらっしゃいいつものように お入りください片付...
2018-06-24 試合に負けてグローブを投げつけ唇を震わせて手の甲で涙を払...
2018-06-24 静子さんの目は私への警戒心を 露わにしていた脳梗塞の後遺...
2018-06-24 青い粒子が光る空はぐんぐん高くなり反比例するように母は小...