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平成时代 标语事件

时间: 2017-01-29    进入日语论坛
核心提示:列島あげてひもじさに耐えた敗戦翌年の春、皇居前広場に集まったデモの群衆の一人が手書きの抗議文を掲げた。〈朕(ちん)はタラ
(单词翻译:双击或拖选)
列島あげてひもじさに耐えた敗戦翌年の春、皇居前広場に集まったデモの群衆の一人が手書きの抗議文を掲げた。〈朕(ちん)はタラフク食ってるぞナンジ人民飢えて死ねギョメイギョジ〉。これが官憲の目にとまる。プラカードを掲げた男性が、天皇の尊厳を害したとして不敬罪で起訴された。
 
战败第二年春天,饥荒袭击整个列岛,人们聚集在皇宫门前广场示威,有一个人举着手写的抗议书,“朕吃饱喝足,不管人民死活”。这引起了警察的注意。举着标语的男性被以不敬罪起诉,理由是损害了天皇的尊严。
 
世に言う「プラカード事件」である。筆者も大学の授業で教わった。過激な言い回しに共感はできないが、底にある風刺精神だけは胸に残った。
 
这就是世上所说的“标语牌事件”。笔者我也是在大学学习时知道的。虽然我不认同这过激的措辞,但是其潜藏的讽刺精神却令我印象深刻。
 
この事件を思い出したのは先週、安倍晋三首相の施政方針演説を聞いたからだ。「ただ批判に明け暮れたり、言論の府である国会の中でプラカードを掲げても、何も生まれません」。野党が「強行採決反対」などと書いたプラカードを再三掲げたことを当てこすった。二階俊博・自民党幹事長も同調した。「神聖な国会の中にプラカードを持ち込んでよいか悪いかは子どもでもわかる話」。
 
之所以想起这件事,是因为上周听了首相安倍晋三的施政演说。“一天到晚只知道批判,即便在言论之地的国会举起标语牌也是徒劳无用。”他这是在影射在野党反复举着写有“强行表决反对”标语牌抗议的情形。自民党干事长二阶俊博也是一个调调。“举着标语牌进入神圣的国会,这是好是坏连孩子都清楚。”
 
とは言ってみたものの、自民党も野党時代にせっせとプラカードを持ち込んでいる。「議長は公正な議会運営を」「数の横暴は止めよ」「強行採決10回目」。当時の記事や写真を調べてみると盛りだくさんである。
 
话虽如此,但是自民党在沦为在野党的时候,也是孜孜不倦地举着抗议牌进入国会。“请议长维持国会的公正”;“请停止这无休止的暴行”;“第十次强行表决”。我查了下当时的报道和照片,真可谓是“蔚为壮观”。
 
おととい野党から発言を訂正するよう迫られた首相は、力強く切り返した。「訂正でんでんというご指摘は当たらない」。訂正云々(うんぬん)を読み違えたらしい。
 
因为前天在野党反对的迫不得已修正发言的首相进行了强烈的反击,“訂正でんでんというご指摘は当たらない(所谓要我认真修改的职责完全是无理取闹)。”他似乎把“訂正云々(うんぬん)”念错了。
 
国会内のプラカードの乱立が美しいとは思わないが、時の首相がわざわざ取り上げるほどの案件なのか。プラカードをやっつけても何も生まれません。
 
国会里到处都是标识牌确实不太好看,但是这类事值不值得在任的首相予以特别关注呢?即便把标识牌的问题解决了也不会有任何好处。
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