▼“内外价差”是最近不怎么听到的词汇之一。过去,无论是肉类、洋酒还是电器产品的价格都高于欧美国家,不过如今日本的反而便宜的情况也很多。然而,价格差却出现在了令人意外的方面。即选举的寄托金。
▼衆参の選挙区や知事に立候補する場合は300万円、比例区なら600万円を預けておき、一定の票を得なければ没収される。売名目的の立候補を防ぐために必要とされるが、どうも海外では当たり前ではないらしい
▼众参两院大选时的选举区以及被提名为知事候选人的时候,须将300万日元,比例选举区为600万日元存放于法定的相关机构,若未能够获得一定数量的选票,这笔资金将被没收。为了防止以扬名为目的的候审选人,这一举措被视为必须。可是,这在海外并不被认为理所当然。
▼「自分で選挙に出てみて、制度のおかしさに気づいた」。そう言うのは東京都知事選に2度立った宇都宮健児弁護士である。調べてみると主要7カ国のうち米仏独伊は選挙供託の制度がない。英国やカナダにはあるが、10万円もしない
▼“当自己参加了竞选的时候,才发现了制度的令人费解之处”,曾经2度当选为东京都知事候选人的律师宇都宫健儿先生如是说。据调查,7个主要发达国家中的美、法、德、意根本没有寄托金制度。英国以及加拿大虽然有,但也就不到10万日元。
▼宇都宮さんたちは現在、弁護団を組み、供託金は違憲だと裁判で訴えている。議員の資格について財産や収入で差別してはならないと定めた44条に反するとの主張だ。「立候補する権利を奪われている人が数多くいる」
▼目前,宇都宫先生正在组织律师团,欲向法院起诉寄托金违宪。他认为这严重违反了第44条的规定,即有关议员资格问题,不得以财产以及收入而区别对待。他说,“因此很多人被剥夺了当选候选人的权利”
▼気がつけば世襲議員が目立つ日本である。投票はみんなの権利だが、政治家になるのは別世界の人だと思い込んでこなかったか。お金の代わりに有権者の署名を提出すればいい国もある。裾野がぐっと広がる気がする
▼只要哦留意就会发现,日本政界大量存在着世袭议员。虽然投票是大家的权利,可是,难道你不觉得能够成为政治家的简直就像是另一个世界上的人吗?也有的国家采用了出示选民署名的做法替代金钱。这让我顿时感到海阔天空,压抑感全消。
▼韓国でも供託金は高額だったが、10年以上前に違憲とされた。「この額は大多数の国民に立候補を断念させてしまう。経済力のない庶民や若者が立候補するのを困難にする」。判決の言葉の一つ一つにうなずいてしまう。
▼韩国也是个寄托金很高的国家,不过10多年前就已经被认定违宪。“如此高额的款项彻底断送了国民想参选候选人的念头,这完全是在为难那些不具有经济实力的百姓以及年轻人参选候选人”,对于判决的每一句话,笔者不由地颔首称是。