安さの秘密は恐らく大量仕入れにあると思われます。それも東南アジアの企業をうまく使って安くしているようです。なんでも1品目1千万個という大量の数を発注するといいます。作るほうは、仮に1個1円の利益でも、1千万個ならば引き受けるところもあります。
A:もうお昼の時間ですね。今日はお弁当です。
B:私も。あれ、可愛いお弁当箱ですね。
A:そうですね。これ、百均で買いましたよ。百円ショップ。
B:うそ!とてもその値段とは思えませんよ。百円ショップでこんないいものを買えるなんて。
A:100円ショップの商品の種類は9万種類もあると言われていますよ。加工食品や化粧小物、食器や調理道具、乾電池などの生活雑貨はもちろん、民芸品、辞書、洋服、CDといったものまで販売していますよ。さらにはさみだけで数十種類、文書ファイルは数百種類、化粧品は1000種類以上と、同じ品目でも目移りしてしまうほどに種類が多いですよ。しかも、月に1000種類くらい新商品が作られているらしくて、お店に行くたびに新しいものが見つかるんですよ。ちっとも飽きません。
B:へー!そんなお店があると便利で、楽しそうですね。
A:はい、わずかのお金で買い物の楽しみを味わうこともできるし、それに、どの商品をとってみても、100円とは思えないほど品質のいいものばかりなんです。後は買い物というより、遊園地のように見て歩くのが楽しいですよ。
B:そうなんですか。いつかチャンスがありましたら、私もぜひ百円ショップに行ってみたいですね。
A:でも、ちょっと見るだけのつもりで店に入ったら、安いからついたくさん買ってしまうので、衝動買いに気をつけてくださいね。
B:はーい!
A:後は、なんでも100円均一で販売されるために、なんでも安いというイメージがありますが、実際には商品によっては、スーパーマーケットやドラッグストアなどで80円から100円以下で販売されているものも存在しますよ。
B:そうですか。ちゃんと判断しないとね。