B:A型って、血液型のことですよね。日本人は血液型の話がとても好きみたいですね。私よく何型ですかと日本人に聞かてます。テレビや本でもよく「血液型占い」や「血液型性格判断」などを見ますが。
A:そうかもしれませんね。多くの日本人は血液型が性格を決めると信じていると思います。日本最大の出版起業であるトーハンの統計によると、08年の日本のベストセラー10冊のうち、血液型に関するものは4冊を占めたらしいです。各血液型の「基本性格」「愛情傾向」「対人関係」そして「成功への道」などを詳しく紹介しています。これらの本によると、A型は敏感な完全主義者だが、心配しすぎる傾向にあります。B型は快活だが、自分勝手で変わっています。O型は好奇心が強く寛容だが、頑固なところがあります。AB型は芸術家肌で神秘的だが、つかみどころがありません。
B:ふーん!これは本当かな。どうして日本人はこんなに血液型のことに拘っているんでしょうね。迷信ではありませんが。
A:まぁ、確かに科学的な根拠がないとよく指摘されます。日本人の内、AB型は10%、O型は30%、B型は20%、A型は40%を占めているのに対して、欧米ではO型とA型が大部分を占めているらしいです。だから、欧米では日本のように4つ型をバランスよく観察するのは難しいかもしれません。また、欧米では自分の血液型がわからない人も多いみいですよ。でも、このような「血液型性格判断」や「血液型占い」が日本の人々の生活の隅々にまで浸透しているのは事実です。結婚相手を探すときも、仕事を探すときにも、日本では血液型がよく訪ねられます。血液型によってクラスを分けている幼稚園もあるらしいです。そして、北京五輪で金メダルを獲得した日本の女子ソフトボールチームでさえ、選手の血液型によって異なるトレーニングプランを取っていたと聞きました。
B:ふーん!こうなると、血液型が人の一生を左右してしまうこともあるんですね。