b:どうして?
a:私は阪神台震災から約半月に神戸を訪れましたが、以前大工をしていた高齢の男性に会いました。
b:それで……。
a:彼は、地域の人たちのために、設置をテントする厳命になっていました。「こんなおれでも役に立っだ。」という言葉が印象的で、その時の目はほんとうに輝いているように見えたよ。
b:なるほど。年寄りが社会奉仕をするのは素晴らしいことですね。私の近所にも定年になっても、仕事をし続ける人がけっこういるらしいんですよ。
a:核家族が進んで子供を当てにできない時代になってきましたよね。
b:だから、年寄りも自分なりの生き方、楽しみ方を探し、実践をはじめているような気がしますね。
a:そうですね。普通「高齢者」には弱者というイメージがつきものですが、実は、彼らの中には寝たっきり、痴呆症の人は一割しかいませんから、残りの少なくとも八割の人たちは元気であるばかりでなく、長い人生と職業で培われた多く才能を持っていますね。
b:ですから、この人たちは社会の遣ら者というよりも社会の財産というべきですね。
a:昔は人生50年と言いましたが、今は70、80まで生きられますからね。
b:そうですね。そけなら、人生80だと言ったほうがいいかもしれませんね。
本訳
a:看到近年来的老人,还真是佩服呀。
b:为什么?
a:我在阪神大地震后的半个月去了神户采访,遇到一位以前曾经做木匠工作的高龄的老先生。
b:然后呢?
a:他正在为那里的人们拼命搭帐篷。他的那句“这样的我也能派上用场。”使我印象深刻,那时他的眼睛真的闪烁着光芒呢。
b:的确是这样的。老人能为社会服务的确是件了不起的事啊。
a:在我的附近也有相当多的人虽然退休了也还在继续工作着。
b:由于小家庭化的推进,已经不是依靠孩子们的时代了。
a:因此老人们也注意到要开始实践寻找适合自己的生活方式,寻找快乐和幸福。
b:是呀。一般的“高龄者”总是背负着弱者的印象,实际上,在他们之中卧床老人和痴呆老人只占十分之一其余的至少百分之八十的人不仅健康,而且拥有在漫长人生中以及在职期间所培育出的多方面才能。
a:因此,这些人与其说是社会的所遗弃的人不如说是社会的财富。
b:以前说人生50,但现在人们已经能够活到70、80岁了。
a:是呀。那样的话,也许应该说人生80才更合适。
単語
大工(だいく):木匠
テント:帐篷
奉仕(ほうし):奉献
阪神台震災(はんしんだいしんさいん):阪神大地震
当てにできない:不能依靠
実践(じっせん):实践
痴呆症(ちほうしょう):痴呆症