ある家に、ネズミを捕まえるのがとても上手なネコが一匹いました。
おかげでネズミたちはいつもビクビク、巣からも出られず、お腹はいつもペコペコでした。
そこである日、ネズミたちが集まって会議を開きました。
すると、一匹の若いネズミが言いました。
「ネコの首に鈴をつけましょう。そうすれば、ネコが来るのがすぐにわかるでしょう。チリンチリンと音がしたら、さっさと逃げればいいのです」
「賛成」
「賛成」
みんなは、手を叩いて喜びました。
その時、一匹の年寄りネズミが言いました。
「それは良い考えだ。だが、誰がネコの首に鈴をつけに行ってくれるのかな?」
「??????」
「??????」
とたんに、みんなは黙り込んでしまいました。
みんなネコを怖がって、鈴をつけに行くネズミは一匹もいなかったのです。
良い作戦があっても、それを実行出来る人がいなければ、どうにもなりません。
在某户人家中,有一只抓老鼠非常厉害的猫咪。
老鼠们都非常的害怕,不敢出窝,肚子总是饿得扁扁的。
因此,某一天老鼠们聚集在一起开会。
一只年轻的老鼠说:“把猫的脖子上套上铃铛吧,如果这样的话,猫来了马上就知道了。听到叮叮当当响的话,就马上逃跑。”
“同意”
“同意”
大家拍手叫好。
这个时候一只年老的老鼠说:“这是个好想法,但是,谁去把铃铛系在猫脖子上?”
“……”
“……”
这个时候,所有老鼠陷入沉默。
大家都害怕猫,没有老鼠能去给猫带铃铛。
就算有好的方案,没有将他付之行动的人的话,结局依旧毫无建树。