ウマはね、まずメスウシととりかえたよ」
「へえ、そりゃお父さん、牛乳がとれてありがたいねえ」
「だがな、メスウシをヒツジにとりかえたのさ」
「ますますいいね。セーターがあめるよ」
「けど、ヒツジをガチョウととりかえた」
「ガチョウはお祭りに食べられるよ。おいしそうだね」
「でも、ガチョウはメンドリとかえちまった」
「ああ、運がいい。タマゴを毎日食べられるなんて」
「そのメンドリを痛んだリンゴととりかえて、ほれ、もどって来たとこだ」
「わあ、幸せだ。だってさ、お父さん、聞いとくれよ。あたしはさっきネギをかしてもらいにお向かいに行ったんだよ。そしたら奥さんが、『うちには痛んだリンゴ一つありません』ってことわったのさ。でも、どう? 今のあたしはその痛んだリンゴを持っている。アハハハ、ゆかいだねえ。こんないい気分は初めてだ。やっばり、お父さんのすることにまちがいはないねえ」
お母さんはそう言うと、うれしそうにお父さんのほっぺたにキスをしました。
それを見た大金持ちの男は、
「素晴らしい! なんて幸せな夫婦なんだ!」
そう言ってお父さんとお母さんに、約束どおりタルいっぱいの金貨をプレゼントしました。
“我先把马换成了一头母牛。”
“哎呀,老头子,那我们有牛奶喝了。”
“不过我又换成了一只羊。”
“那更好,那我们可以织毛衣了。”
“但又换成的一只鹅。”
“那今年过年过节我们有鹅肉吃了!”
“可我又换成了一只鸡。”
“哇,太幸运了,那我们可以每天晚上都吃鸡蛋了。”
“不过,我还是把他换成了一袋烂苹果。看,我现在回来了。”
“呀,我太幸运了。您听我说,我刚才去隔壁借点葱,可是女主人却说‘我们连烂苹果都没有‘,可是现在你看,怎么样,我们现在有烂苹果了。哈哈,我太高兴了。我第一次这么高兴。老头子,外派总觉得你做什么都是对的。”
说完,她高兴的吻了爷爷。大富翁看着这一幕,说:
“太完美了,多么幸福的夫妇呀!”
说完,他按照约定给了爷爷一桶金。