ライァ◇が、昼寝をしていました。
そこへネズミが来てライァ◇の背中へ登り、ちょろちょろ走りました。
ライァ◇は目を覚まし、ネズミを捕まえて食べようとしました。「お助け下さい。こんなちっぽけなネズミなんておいしくありません。わたしを許して下さったら、いつか必ず、あなたのお役に立ちますから」
ネズミは震えながら、一生懸命に頼みました。
ライァ◇はネズミが可愛そうになり、黙って放してやりました。
何日かして、ライァ◇は猟師に捕まってしまいました。
丈夫なロープの首輪をつけられて、ライァ◇は逃げる事が出来ません。(ああ、わたしの人生もこれで終わりだ)
ライァ◇がガッカリしていると、あの時のネズミがやって来て、鋭い歯でロープを噛み切り、ライァ◇を助け出してやりました。「ありがとう。おかげで命拾いをした」
ライァ◇はネズミにお礼をいい、それから仲良く暮らしました。
このお話しは、どんなに強い者でも、時には弱い者に助けてもらわなければならない事があるという事を教えています。
狮子正在睡午觉。
这时,有只老鼠来了,爬到他背上,到处乱跑。
被带上了一条用结实的绳索做的项圈,狮子没法逃脱。
狮子醒了,把老鼠抓住,准备吃掉。
老鼠颤抖着拼命求道:“请您放了我吧!我这么丁点儿的老鼠一点儿也不好吃。您要是饶了我的话,什么时候您一定会用到我的。”
狮子见老鼠这么可怜,便没作声把他放走了。
几天后,狮子被猎人抓到了。(哎!我的人生将就此结束了!)
狮子正心灰意冷,那只老鼠跑了过来。它用尖利的牙齿咬断绳索,救出了狮子。
狮子谢道;“谢谢你,多亏你救了我。”
从此它们成为了朋友。
这则故事说明,再厉害的强者有时也会需要弱者的帮助。