ハーマイオニーは、またハリーの手を取ってぎゅっと握にぎった。ハリーは顔を上げられなかったが、その手を握り返し、刺さすように冷たい夜や気きを深く吸い込んで気持を落ち着かせ、立ち直ろうとした。何か手た向むける物を持ってくるべきだった。いままで考えつかなかった。墓地の草木はすべて葉を落とし、凍こおっている。しかしハーマイオニーは杖つえを上げ、空中に円を描いて、目の前にクリスマス・ローズの花輪を咲さかせた。ハリーはそれを取り、両親の墓に供そなえた。
立ち上がるとすぐ、ハリーはその場を去りたいと思った。もうこれ以上、ここにいるのは耐たえられない。ハリーは片腕をハーマイオニーの肩に回し、ハーマイオニーはハリーの腰に片腕を回した。そして二人は黙だまって雪の中を歩き、ダンブルドアの母親と妹の墓の前を通り過ぎ、明かりの消えた教会へ、そしてまだ視界しかいには入っていない出口の小開こびらき門へと向かった。
赫敏又拉住了他的手,紧紧地握着。他不能看她,但用力 回握着,深深地大口吸进夜晚的凉气,努力使自己平静下来。 他应该带点什么给他们的,来时没有想到,墓地上的植物都光 秃秃的,结了冰。赫敏举起魔杖,在空中画了一个圈,一个圣 诞玫瑰花环盛开在他们面前。哈利接住它,摆在父母的坟上。
一站起来,他就想走,觉得再多待一会儿都受不了。他把 胳膊搭在赫敏的肩上,她搂着他的腰,两人默默地转身穿过雪 地,经过邓布利多的母亲和妹妹的墓地,朝黑暗的教堂和视线 之外的窄门走去。