「僕たちはその軍団だ」ネビルが言った。「ダンブルドア軍団なんだ。僕たちはそこで全員結ばれている。君たちが三人だけで行動していた間、僕たちは軍団の活動を続けてきた――」
「おい、僕たちはピクニックに行ってたわけじゃないぜ」ロンが言った。
「そんなこと、一度も言ってないよ。でも、どうして僕たちを信用できないのか、わからない。この『部へ屋や』にいる全員が戦ってきた。だからカロー兄妹きょうだいに狩かり立てられて、ここに追い込まれてきたんだ。ここにいる者は全員、ダンブルドアに忠実ちゅうじつなことを証明してきた――君に忠実なことを」
「聞いてくれ――」
ハリーは、そのあと何を言うのか考えていなかったが、言う必要もなくなった。ちょうどそのとき、背後のトンネルの扉とびらが開いたからだ。
「伝言を受け取ったわ、ネビル こんばんは。あたし、三人ともきっとここにいると思ったもン」
ルーナとディーンだった。シェーマスは吠ほえるような歓かん声せいを上げてディーンに駆かけ寄り、無二の親友を抱きしめた。
「みんな、こんばんは」ルーナがうれしそうに言った。「ああ、戻ってこれてよかった」
「ルーナ」
ハリーは気を逸そらされてしまった。
「君、どうしたの どうしてここに――」
「僕が呼んだんだ」
ネビルが、偽にせガリオン金貨を見せながら言った。
「僕、ルーナとジニーに、君が現れたら知らせるって、約束したんだ。君が戻ってきたら、そのときは革かく命めいだって、僕たち全員そう思ってた。スネイプとカロー兄妹きょうだいを打倒するんだって」
「もちろん、そういうことだもン」
ルーナが明るく言った。
「そうでしょ、ハリー 戦ってあいつらをホグワーツから追い出すのよね」
「待ってくれ」
ハリーは切羽せっぱ詰まって、焦あせりをつのらせた。
「すまない、みんな。でも、僕たちは、そのために戻ってきたんじゃないんだ。しなければならないことがある。そのあとは――」
「僕たちを、こんなひどい状態のまま残していくのか」マイケル・コーナーが詰め寄った。
「違う」ロンが言った。「僕たちがやろうとしていることは、結局はみんなのためになるんだ。すべては、『例のあの人』をやっつけるためなんだ――」
「それなら手伝わせてくれ」ネビルが怒ったように言った。「僕たちも、それに加わりたいんだ」
“我们是他的军队,”纳威说,“邓布利多的军队。我们 都是一起的,而且你们三个不在的时候,我们一直保留着这个 组织——”