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遠野物語51

时间: 2019-08-25    进入日语论坛
核心提示:五一 山にはさまざまの鳥住めど、最も寂しき声の鳥はオツト鳥なり。夏の夜中に啼く。浜の大《おほ》槌《づち》より駄《だ》賃《
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 五一 山にはさまざまの鳥住めど、最も寂しき声の鳥はオツト鳥なり。夏の夜中に啼く。浜の大《おほ》槌《づち》より駄《だ》賃《ちん》附《づけ》の者など峠を越え来れば、はるかに谷底にてその声を聞くといへり。昔ある長者の娘あり。またある長者の男の子と親しみ、山に行きて遊びしに、男見えずなりたり。夕暮れになり夜になるまで探しあるきしが、これを見つくることを得ずして、つひにこの鳥になりたりといふ。オツトーン、オツトーンといふは夫《をつと》のことなり。末の方かすれてあはれなる鳴き声なり。
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