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糸井重里の萬流コピー塾59

时间: 2019-11-08    进入日语论坛
核心提示:今週のテーマは「このポスターに広告主名と一キャッチを」である ま、このォ、私が家元の糸井重里である。物情騒然諸物価高騰の
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 今週のテーマは「このポスターに広告主名と一キャッチを」である

 ま、このォ、私が家元の糸井重里である。物情騒然諸物価高騰の咋今ではあるが、はたして日本や家元の運命はどないになっていくねんやろかと心配するにはおよばない。
「本当に、あのドブ板は、修理してあるように見えたけど、ただセロテープでとめてあっただけなんだから、もう」
おや番頭さん、またドブにでも落ちたんじゃないだろうね。
「いえ、それが、落ちたのでございますよ。世の中にドブがあるかぎり、ドブに落ちる人間もいるわけでございますからして、私が個人的に二度落ちても何の不思議もございません」
また番頭がドブに落ちた。
一度目は愉快な事件としてニュースになったけれど、こうひっきりなしに落ちていては面白くない、ということもなく、やはり、おかしい。
また、番頭はドブに落ちたのである。誠に、珍しい人だ。
いやぁ、まったく、ついに十月十二日が来てしまった。と、白々しく書いてはいるけれど、本当はまだである。諸君も知っての通り、雑誌の発売日と締切日の間には、χ日間ほどのタイムラグがあるわけで、そういう当然のことを平気で言えるのは、萬流くらいのものである。
「そういえば、家元は十二月に放送されるゲートボールの番組でも、まるで九月中旬のようなTシャツ姿でございましたものねえ」
番頭さんも、他所のことは平気で言うんだね。
「それはもう、他山の石ならドブに落としても惜しくはない、という諺もあるわけでございまして」
そうか、他山の石と一緒に自分もドブに落ちたのか。天晴れ天晴れ!
しかし、判決はどうなったのかなぁ。みんなそれを知ってて読んでいるわけだもんな。いいなぁ。うらやましいなぁ。
「うらやむくらいなら|屁《へ》をするな、という諺もございます。お稽古をいたしましょう」
まるで私が屁をしたようではないか、自分なんかドブ臭いくせに。
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