□校門前
よし。
このまま屋敷に帰るのも芸がないし、先輩のアパートにちらっと顔を出す事にしますか!
このまま屋敷に帰るのも芸がないし、先輩のアパートにちらっと顔を出す事にしますか!
□アパート
住宅街にある先輩のアパートに到着した。
この時間だと先輩は学校に残っている確率のが高いが、まあ当たって砕けろというコトでチャレンジしてみよう。
この時間だと先輩は学校に残っている確率のが高いが、まあ当たって砕けろというコトでチャレンジしてみよう。
コンコン、とドアをノックする。
返事はないし先輩がいる気配もない。
「やっぱハズレか」
あはは、と笑いながらドアノブを握ってみる。
ガチャ。
ノブは、まるで鍵がかかっていないかのように回った。
「……って、まるでじゃなくてズバリ鍵かかってないやん……」
あの人も正体が思いっきり怪しい戦う神父さんだっていうのに、大胆なまでに無用心だな。
「もし空き巣に入られたらどうするんだ、先輩」
ぷんぷん、とシエル先輩のほがらかぶりに腹をたててみたりする。
あの人も正体が思いっきり怪しい戦う神父さんだっていうのに、大胆なまでに無用心だな。
「もし空き巣に入られたらどうするんだ、先輩」
ぷんぷん、とシエル先輩のほがらかぶりに腹をたててみたりする。
で。
そうは言いつつ、遠野志貴はこれからどうするつもりなのでしょう?
そうは言いつつ、遠野志貴はこれからどうするつもりなのでしょう?