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スカートの風148

时间: 2020-07-28    进入日语论坛
核心提示:豹変する韓国の女たちの日本人観 そんなホステスたちではあるが、やがてお客が自分のお客(愛人)になったときには、彼女たちの
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豹変する韓国の女たちの日本人観

 そんなホステスたちではあるが、やがてお客が自分のお客(愛人)になったときには、彼女たちのやり方は一八〇度変わってゆく。店にいらぬお金を使わせないようにと、しきりに節約させようとする。他のホステスたちがなんとか売り上げを上げようとそのお客に働きかければ、それを積極的に防ごうともする。そうして、それまでとは立場を逆転させるのである。
もっとも、愛人との間でいさかいなどが起これば、日本人はいかに野蛮人か、過去どんなに韓国に対して罪を犯したか、あなたもその一員だ、だからあなたが悪い、という言い方で攻撃をすることも多いのだが——。
それにしても、この彼女たちの豹《ひよう》変《へん》ぶりは、個人的な信頼関係ができれば、もはや、あの「憎むべき日本人」など、どこにいったのかと思うようにかき消えてしまう、ということを物語っている。男女の間では、「日帝三十六年の支配」への謝罪などなしに、愛情の交流によって「両者の和解」が可能となるのがすてきだと思う。
このことからもわかるように、民族の怨みなどというおおげさなものが、一般の韓国人のなかに深く根ざしているというのは、日本人の考え過ぎである。韓国人は元来は、民族を優先して個人を次におこうとするような人たちではない。もし、ひとこと「ごめんなさい、許して下さい」と頭を下げ、相手に負けたという姿勢を示したならば、そのひとことで憎しみがスッと溶けてしまうのが韓国人なのだ。
そして、それまでの激しい感情がまるでウソのように姿を消し、「あなたはいい人だ、われわれの側の人だ」と言いながら、韓国人以上に仲よくしようとする。そして実際、相手によくつくすようになるのだ。これについては男も女も変わるものではない。
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