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儿童贫困 搅乱人心

时间: 2015-10-24    进入日语论坛
核心提示:昭和の名人、落語の古今亭志ん生は、『びんぼう自慢』などの著作で貧乏の極意をあれこれ語る。貧乏を肥やしにした人だが、その長
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昭和の名人、落語の古今亭志ん生は、『びんぼう自慢』などの著作で貧乏の極意をあれこれ語る。貧乏を肥やしにした人だが、その長男で、やはり落語家だった金原亭馬生(きんげんていばしょう)がつづる幼い頃の回想は少々切ない。
 
昭和名人,落语家古今亭志生,在《贫困与骄傲》等著作中,漫谈过贫困的内涵。虽然他是一位将贫困作为历练的人,但其长男,也是落语家的金原亭马生先生谈到的幼时回忆多多少少令人感觉悲伤。
 
ある寒い夜、湯たんぽの湯をもらいに近所のそば屋へ行った。腹もすいていて、湯を待つ間、そばを食べている客をいつしかじーっと見つめていた。客は店の人にどなったそうだ。「このガキに早く湯をやれ、そばがまずくなっちまうよ」。
 
某个寒冷的夜晚,为了获得汤婆子的热水而去了附近的面店。因为饿着肚子,在等待热水期间,一直盯着吃着面的客人。客人因此对店员大发雷霆。,“快点将热水给这家伙,我吃不下面了。”
 
顔から火の出る思いで泣きながら帰ったと、短い随筆に哀感がこもる。一方で、よその子どもに「チョイト待ってな坊主」と湯をくれる市井の人情が昔はあった。読後に殺伐感がないのは、ささやかな温(ぬく)もりゆえだろう。
 
金原亭马生先生为此羞红了脸,哭着回家了,在这篇简短的笔记中充满了忧伤感。另一方面,以前还存在着给别家小孩热水的的市井人情,“小东西,等一下”,话中充满着温暖。读后没有感觉到批判之意是因为由于这些许的温暖吧。
 
時代は移って、本紙で掲載中の「子どもと貧困」を読むと、殺伐とした貧しさに胸が痛む。人と人のつながりがやせ細り、周囲からも制度からも孤立しがちな世の中で、親の貧困から子が抜け出せぬ連鎖がはびこっている。
 
时代变迁,读了本报正在刊登的“孩子与贫困”的系列报道后,其中互相倾轧的贫困令人心痛。人与人的联系变得非常淡薄,无论是来自周围还是制度,在这容易产生孤立的社会中,孩子因父母贫困而无法脱困的连锁发生正在蔓延。
 
いま6人に1人の子が貧困レベルで暮らしている。一人親などの家庭に限れば、先進国で最悪水準の5割超が貧困層という。あしたのご飯に困る一家もある。とりわけ母子家庭の事情は厳しい。
 
现在,每6人中就有1个孩子生活在贫困线。如果仅限于单亲家庭的话,超过50%属于贫困阶层,这在发达国家中达到了最坏的水平。也有家庭为明天的饭而发愁。尤其是母子家庭的情况更为严峻。
 
これほどの実態に政治の責任は小さくない。家計と雇用を温める策や、きめの細かい支援は待ったなしだ。そして、市井の人情の出番でもあろう。手をさしのべる試みが各地で始まっている。可能性への切符を、貧富によらずどの子の手にも握らせたい。
 
政府对如此地步的现实负有不小的责任。抚恤生计和雇佣的政策以及相应的微薄支援久不见兑现。而且,这也需要市井人情的出场。伸出援手的尝试在各地开启。无论贫富,希望每一个孩子都手握走向无限可能的入场券。
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