讲述易亲近哲学的作家池田晶子女士在孩提时代,曾被男孩子扯长发,也还被拿着青蛙的他追得四处逃窜。但是这并不是这些男生性格阴暗,池田女士明白这是怎么回事。
「その悪ガキは、私が転校する時ワンワン泣いていたもの」。そういえば小沢昭一さんに〈毛虫突きつけ腕白(わんぱく)の恋ごころ〉、渥美清さんには〈好きだからつよくぶつけた雪合戦〉という俳句があった。遠い記憶をたぐるご同輩もおられようか。
“那个混球在我转校的时候哭得一塌糊涂。”说起这个,还有“毛虫现眼前,顽皮恋爱心”,这是小泽昭一女士的诗;“恰是为爱,屡屡互打雪仗”,作者是渥美清女士。被勾起遥远记忆的同龄人还有很多吧。
だが、懐かしんでばかりいられない。全国の小学校が昨年度に把握したいじめの件数が、過去最高の12万2721件を数えたという。小さな兆候も見逃さない姿勢で調べ上げた結果である。いじめ防止対策推進法では、された側が苦痛を感じるものはすべていじめと定義される。
但是,并非所有的事情都值得怀念。去年在全国的小学确实掌握的欺辱事件达到了有史以来的最高值,有12万2721件。而在防止欺负对策推进法将“受害方”感到痛苦的事情全部定义为欺辱。
子どもの世界の自然な営みを阻害することなく、危うい芽を摘んでいく。たしかな目配りとともに、的確に判断をする。教育の場の難しさは門外の徒にも想像できる。
摘除威胁的苗头并非是妨碍孩子世界自然行为。在实实在在关心的同时,做出切实的判断。教育的难度就算是门外汉也是能想象得到的。
詩人、島田陽子さんの大阪弁の詩を思い出す。〈あの子 かなわんねん/うちのくつ かくしやるし/ノートは のぞきやるし/わるさばっかし しやんねん/そやけど/ほかの子ォには せえへんねん〉。
我想起了诗人岛田阳子用大阪方言写的诗,“那个家伙啊,非常坏;藏起了我的鞋子,偷看了我的笔记;对我实在太坏了,而坏只对我”。
〈そやねん/うちのこと かまいたいねん/うち 知ってんねん〉。ふと頬がゆるむ一方で、エスカレートする行為に苦しむ子もいるのではと思う。中学高校もだが、いじめは許さぬ意志を堅くして子らを包みたい。
接着写到“那个家伙啊,在意我的事,这些我尽知”。会心一笑的同时,想到是否有孩子苦于这些变本加厉的行为呢?中学、高中也是这样,在此我想拥抱一下那些意志顽强,拒绝欺辱的孩子。