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培根致癌 是否属实

时间: 2015-11-10    进入日语论坛
核心提示:米国の作家スタインベックに短編「朝めし」がある。少年時代に読んで、のどが鳴った。あまりにおいしそうだったから。ベーコンで
(单词翻译:双击或拖选)
米国の作家スタインベックに短編「朝めし」がある。少年時代に読んで、のどが鳴った。あまりにおいしそうだったから。ベーコンである。炒めて出た肉汁を、主人公たちは焼きたてのパンにかけてほおばる。
    美国作家斯坦因贝克写过一篇名为《早饭》的短文。我在少年时代读后食指大动。因为文中写的美食实在是太好吃了。所写的食物是培根。主人公们将炒出的培根肉汁淋在刚做好的面包上,大快朵颐。
 
カリフォルニアの田舎道、夜明けの冷気、テントの脇の地べたに座っての食事。そんなささやかな光景なのに、昭和40年代の日本の男子には何ともハイカラに思え、憧れをかき立てられた。以来、ベーコンの焼いたのが大好物になった。
    加利福尼亚的乡间小路上,寒冷的黎明,主人公们坐在帐篷旁的地上吃着早饭。虽然这一场面实在微不足道,但是对昭和四十年代的日本男子而言,却极具吸引力,令人心动不已。自那以后,我就爱上了培根类食物。
 
懐かしい小説を思い出したのは一つのニュースに接したからだ。ベーコンやハムといった加工肉には発がん性があると、世界保健機関が発表した。十分な証拠に基づくという。1日50グラムを毎日食べると大腸のがんになるリスクが18%高まる、とも。
    让我想起这一颇令人怀念小说的是一则新闻。培根和火腿这类加工肉类具有致癌性,世界卫生机构公布了这样一则消息。据说该消息基于十分可靠的证据。消息还称每天食用50克,得大肠癌的危险就会提高18%。
 
世界中が驚いた。発表元は後に「食べるのをやめるよう求めてはいない」と釈明した。どっちなんだ。内閣府の食品安全委員会に問い合わせてみると、この発表をもって加工肉のリスクが高いと考えるのは適切でないという見解だった。
    这一消息令世界哗然。该机构在公布这一消息后解释称,“并非是要求人们不吃这些东西”。这究竟是怎么一回事?我询问了内阁府的食品安全委员会,其认为基于这一消息而认为食用加工肉类的风险很高是不适合的。
 
毒性の強弱や食べる量の多少があまり考慮されていないからだという。50グラムで18%という数字も、運動不足や野菜不足といった他の要因も併せて分析したのか、本当に加工肉が原因なのか疑問があるという。
    据说是因为他们没有考虑到毒性的强弱和食用量的多少的关系。50克和18%这些数字,是不是在加上运动不足和蔬菜摄取量不够等其他因素后分析得出的呢?还是加工肉自身的原因呢?对此还存有疑问。
 
国立がん研究センターによれば日本人の加工肉の摂取量は少なく、平均的な範囲ならリスクへの影響はないか、あっても小さい。結局、バランスのいい食べ方を、という穏当な結論に落ち着くのだろうか。
    据国立癌症研究中心称,日本人的加工肉类摄取量比较少,平均范围的话,几乎没有什么危险,即便是有也是非常小。最后,面对均衡的饮食方式这一稳健的结论是否能安心了呢? 
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