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员工手册 横遭冷遇

时间: 2015-12-09    进入日语论坛
核心提示:この季節、書店や文具店へ行くと来年用の手帳がこぞって手招きする。同じ一冊にこだわる人がいて、年ごとに違う手触りを楽しむ人
(单词翻译:双击或拖选)
この季節、書店や文具店へ行くと来年用の手帳がこぞって手招きする。同じ一冊にこだわる人がいて、年ごとに違う手触りを楽しむ人がいる。1年の苦楽をともにすると思えば、師走にしばし迷う価値はあるだろう。
在这个季节,如果你去逛书店和文具店,会发现明年用的记事本排在一起等待选购。有人执着于同样款式的本子,也有人热衷于每年挑选不同的本子。想到一年内与之共同度过的酸甜苦辣,十二月时的些许迷茫也有了价值。
 
昨今、いわゆる社員手帳を廃止する企業が少なくない。お仕着せの支給品を嫌う若手が増え、コストも減らせるためらしい。手帳評論家の舘神(たてがみ)龍彦さんによると、社員手帳の最盛期は平成の初めあたり。終身雇用制がゆらぎバブルがはじけ、廃止のうねりが起きた。
最近,有不少企业停止集体发放职工记事本。一来是越来越多的年轻人讨厌照例给与的办公用品,二来也是为了降低成本。根据记事本评论家馆神龙彦先生的说法,职员记事本的最盛时期是在平成初年。终身雇佣制动摇的泡沫经济破灭后,废止的浪潮就开始了。
 
文具業界では昔から「年玉(ねんぎょく)手帳」と呼んできた。お年玉の時期に社名入りタオルや暦とともに顧客に配られたことに由来する。ルーツの一つは明治期、大蔵省が官員向けに発行した「懐中日記」とされる。
在文具界,从以前其就将其称为“贺年记事本”。其名称来源于在发压岁钱的时期,将印有公司名称和毛巾和日历一起送给顾客的习惯。在明治时期,财务部门发给官员的“贴身日记”被认为是记事本的起源之一。
 
東京・柳橋の日本文具資料館で現物を拝見した。名勝案内、著名高山、駅時刻表など資料編に往時の香がただよう。「洋手帳」ともてはやされ、官から民へ広まった。
在东京•柳桥的日本文具资料馆,我看到了实物。景点指南、著名高山游览表、车站时刻表等资料飘散出一种往日的香味。而记事本被当作“西洋笔记”,从官方流向民间。
 
日本能率協会マネジメントセンターが今秋まとめた調査によると、予定管理に主として手帳を使う人はいま4割。これを3割のスマホ派が追う。20代ではもうスマホ派が手帳派を上回る。
日本效率协会管理中心根据在今年秋天的普查,以预约管理为主使用记事本的人现在占40%。而使用率有30%的智能手机派紧随其后。在20岁这代人中,手机派超过了记事本派。
 
小社も先ごろ社員手帳の発行を今年限りでやめると決めた。あわてて代わりの自分用を探しているが、これが存外むずかしい。文具店へ行けば品数が多くて目移りする。以前スマホに導入したつもりの予定表アプリを開こうとすれば、肝心のパスワードが思い出せない。師走にはや困ったことである。
本公司也在前些时候决定今年不再配发职工记事本。慌忙之间去买代替的自用笔记本,但没想到却发生了意想不到的事情。走到文具店,笔记本的品种实在太多了。想打开过去装入智能手机的预定行程APP,但却想不起最为重要的密码。在12月,这也是件头疼的事情啊。
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