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有无含义 必须搞清

时间: 2016-03-10    进入日语论坛
核心提示:「私の在任中に」憲法改正を成し遂げたいという安倍首相の発言が大きく報道された。そう述べた後に、首相はもう一つ見逃すことの
(单词翻译:双击或拖选)
「私の在任中に」憲法改正を成し遂げたいという安倍首相の発言が大きく報道された。そう述べた後に、首相はもう一つ見逃すことのできない答弁をしている。一昨日の参院予算委員会だ。
 
“在我任内”希望完成修宪,安倍首相的发言曾被媒体大肆报道。在他说了这些话后,首相又在进行一场无法逃避的答辩。其场所就是前天的参议院预算委员会。
 
民主党の大塚耕平氏が自民党の改憲草案を取り上げた。憲法13条は「すべて国民は、個人として尊重される」と定めるが、草案は「個人」を「人」に改めている。このことに何か意味があるのかと大塚氏はただした。首相は「さしたる意味はないという風に承知している」と答えた。
 
民主党的大塚耕平氏收到了自民党的修宪草案。宪法第13条规定,“所有的国民,作为个人而被尊重”,而草案却把“个人”修改成了“人”。大塚氏质问首相这意味着什么意思,他回答“我觉得这无足轻重。”
 
ならばなぜ変えるのかという疑問が浮かぶが、実は意味がないどころではない。草案のこの部分には重大な意味が潜む。今の13条への否定的な評価である。
 
那么问题就来了,为什么要改变吗?不可能没有实际的意义。草案的部分内容潜藏着重大的意义。其是对如今第13条的否定性评价。
 
草案作りに携わった前首相補佐官の礒崎陽輔(いそざきようすけ)氏が、自身のホームページに「私見」を書いている。13条は「個人主義を助長してきた嫌いがある」と。公式見解ではないとしても、自民党に根強い発想だろう。
 
参与草案制定的前首相辅助官礒崎阳辅氏在自己的主页上更新着“个人观点”。宪法第13条“有助长个人主义的嫌疑”。即便不是公开的观点,也是自民党内根深蒂固的想法。
 
改憲が必要な理由として随分以前から「行き過ぎた個人主義」が挙げられてきた。安保法制に反対する学生を若手議員が「利己的」と批判した一件は記憶に新しい。草案にうたわれる「公の秩序」や「家族の尊重」とともに、礒崎氏のいう「自民党の思想」を形作っている。
 
作为修宪的必要理由,很久以前就提出过“过头的个人主义”。不久之前还发生过新晋议员批评反对安保法制的学生“自私”的事件。伴随着在草案中被宣扬的“公共秩序”和“家人尊重”,礒崎氏所说的“自民党的思想”正在成形。
 
こうした背景からすれば、さして意味はないとの答弁は不可解だ。理解不足なのか。野党は首相の憲法観をさらに問うべきだ。首相は議員同士で議論すればいいと逃げ腰だが、改憲を実現したいと繰り返す以上、答える責任がある。
 
从这种背景来说,回答没有任何意思是让人无法理解的。难道首相理解不足吗?在野党应该更进一步质问首相的宪法观点。虽然首相在和志同道合的议员之间讨论能蒙混过关,但既然不断想法实现修宪,那么还是要有回答的义务的。
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