从东京附近到信州一带地区,猫头鹰的声音听起来好像就似“ノリツケホーセ”(与“洗晒衣物”的发音类似)。明天天气好,是个洗晒衣物的好日子。民俗学者柳田国男在《野草杂记•野鸟杂记》中记下了这件事情。当然,也会有下雨的时候,但这表达了对它的喜爱。
鳥の声を言葉に置き換えるのを「聞きなし」と言う。サンコウチョウは「月(つき)、日(ひ)、星(ほし)」とさえずり、ホオジロは「一筆啓上(いっぴつけいじょう)仕(つかまつ)り候(そうろう)」と鳴く。そんなふうに私たちは、身近な鳥と親しんできた。
我们将鸟的叫声用言语来表达称为“拟声”。寿带鸟叫起来则是“月(つき)、日(ひ)、星(ほし)”,而颊白鸟是“筆啓上(いっぴつけいじょう)仕(つかまつ)り候(そうろう)”。在这下的氛围下,令我们与身边的鸟倍感亲近。
でも本当は、どんな言い回しをしているのだろう。想像をふくらませたくなる論文が、英科学誌に掲載された。シジュウカラが「単語」を組み合わせて「文」を作っているという。
但是,它们想要表达的究竟是什么呢?令人浮想联翩的论文登载在了英国的科学杂志上。据说山雀组合“单词”并以此进行“写作”。
総合研究大学院大学の鈴木俊貴さんたちの実験によると、危険を知らせる単語と仲間を呼ぶ単語をつなげて発声する場合、どうも語順が決まっている。間違った語順でスピーカーから流すと反応が鈍くなるという。一種の言語能力と考えていいかもしれない。
根据综合研究大学院大学铃木俊贵先生等人的实验,在组合告知同伴们危险单词和呼叫同伴的单词并发声的情况下,其语序是有一定规律的。如果传递者发出错误的语序,那么对方的反应就会变得迟钝。或许这可以认为是一种语言能力。
ネクタイのような黒い線が特徴のシジュウカラは日本で広く見られる鳥で、庭に巣箱をこしらえる方もおられよう。小さな彼らはまず下見をし、気に入るとすみ始めるというからなかなかの熟慮ぶりだ。地域にもよるが、今は巣作りが始まった頃か。ヒナに愛情を注ぐ姿が、これから見られる。
以如同领带一般的黑色线条为特征的山雀在日本广泛分布,有人会在庭院里为它们筑巢。小小的它们首先会做检查,待满意后才会入住,其样子非常谨慎。虽然这因地域而异,但或许现在也到了筑巢的时节了吧。对雏鸟倾注爱心的样子,此后也会看到吧。
〈夢ひとつ入るるにはよき巣箱かな〉石山ヨシエ。鳥や動物たちにはどこまで心があり、知恵があるのか。春の日に公園で野山で、思いをはせてみるのも悪くない。
“梦想有个好巢”,作者是石山先生。鸟和动物们究竟拥有何种程度的心智呢?春日里,在公园和野外为此勾起无限想象,不也是件美事吗?