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春日天况 反复无常

时间: 2016-03-30    进入日语论坛
核心提示:食あたり予防に「気象庁」を3度唱えるまじないがあったと前に書いた。天気予報が当たらないことに掛けた皮肉だが、調べると起源
(单词翻译:双击或拖选)
食あたり予防に「気象庁」を3度唱えるまじないがあったと前に書いた。天気予報が当たらないことに掛けた皮肉だが、調べると起源は明治までさかのぼるようだ。気象庁刊「気象百年史」によれば、熊本では測候所の栗山さんという主任の予報がよく外れたらしい。
 
为了预防食物中毒,有人会念三遍“气象厅”,本栏以前做过介绍。这是讽刺天气预报不准,细细调查起来,其源头可以追溯到明治时代。根据气象厅出版的《气象百年史》上说,熊本地区的观测站有一位名为栗山的主任,他常常报不准天气。
 
そこで「栗山さん」を3度唱えれば生水に当たらないと言われだした。隣の鹿児島では「測候所」を3度唱えていたという。ところが日露戦争の時は、天気予報は「たま(弾)に当たる」から、まじないは言ってはいけないとなったらしい。
 
据说在当地为了预防喝生水生病,会在喝之前大念三声“栗山先生”。而在相邻的鹿儿岛,会念三声“观测所”。但在日俄战争时期,天气预报“偶尔也会保准”(与中弹谐音),所以这下咒语就不能念了。
 
もっとも、こうした伝説が確かかどうかは「百年史」でもいささか曖昧(あいまい)だ。時は流れて予報は格段に正確になり、東京を例にとれば、翌日雨が降るかどうかの的中率は85%を超えている。
 
原本《百年史》上对此类传说是否存在也是含糊其辞。时光流逝,现在的预报的准确率已经相当高了,以东京为例,明天是否降雨的预报准确率超过了85%。
 
しかも至れり尽くせりだ。朝、外気に触れなくてもテレビの予報士さんは服装指南までしてくれる。「薄手のコートを」「折りたたみ傘も」。逆に、頼りすぎて人間の天気感覚が鈍化してしまわないか心配になる。
 
而且,其预报非常细致。早上,还没出门,预报员就告诉你该穿什么衣物,“请穿薄外套”;“请带好折伞”。另一方面,由于太过依赖,人类的天气感觉是否会变得迟钝呢?我不禁有些担忧。
 
春分の日をまたいで、各地から桜の便りが届きだした。気象庁は6年前に桜の開花予想をやめ、いまは日本気象協会や民間の気象情報会社が独自の予想で精度を競う。
 
跨过春风时节,各地有关樱花的消息如雪片般传来。气象厅在6年前就停止了樱花开花的预测。现在,日本气象协会和民间气象信息公司通过各自的预测来比拼精确度。
 
春先の空は気まぐれで、咲いた後も「花に嵐」が気にかかる。店やイベント関連の人だけでなく、お花見幹事も空模様に一喜一憂する季節となる。計算上は桜前線は時速約2キロで北上するそうだ。幼児の歩みほどである。今年の雨よ風よ、どうかやさしく頼みます。
 
早春的天气无常。樱花开后,担心会出现“摧花骤雨”。在这个季节,除了店主和活动组织人外,赏花负责人也是忽喜忽忧。根据计算,樱花前线的时速大约以时速2公里向北而去。这是幼儿行走的速度。今年的雨啊,风啊,希望能高抬贵手。
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