古印度有一位自发禁止一切谎言的国王。在路上遇到僧侣乞讨,约好稍晚布施。但国王马上被魔王掳走,生命受到威胁。国王哭诉道:“违背和僧侣的约定很难过”。
7日以内に戻ると誓って王は解放される。僧に宝物を与えると約束通り魔王のもとへ戻りにかかる。「善政を続けて」と家臣はひきとめるが聞かない。「ウソをついて生き延びるより、戒を守って死ぬ方がよい」。
国王发誓7天以内回来便被释放。在送给僧侣宝物后,准备按照约定回到魔王处。家臣阻止他说:“请继续施行善政”,国王不听,并说:“与其靠谎言苟延残存,更愿守戒而死”。
平安期の仏教書「三宝絵」にある説話だ。王の行動は魔王をも改心させ、ぶじに帰還するという話なのだが、現実の政治を見ていると、やはり絵空事としか映らない。国は違っても権力者たるもの、多くは平気で公約を破り、前言を翻す。残念ながら安倍晋三首相もその系譜に属する。
这是平安时期佛教书籍《三宝绘》中的传说。这个故事的结局是国王的行为让魔王也洗心革面,最终平安归来。但目光转向现实中的政治,却只看到一纸空谈。虽然国家不同,但堂堂当权者大都若无其事得打破公约,推翻前言。很遗憾,安倍晋三首相也属于这一路人。
消費税の引き上げをまたもや延期するという。「再び延期することはない」と断言した2年前の言葉がなお耳に残る。原発事故の汚染水問題を「アンダーコントロール」と言い切り、経済の現況を「もはやデフレではない」と決めつける。9年前には「全身全霊をかけて内閣総理大臣の職責を果たす」と誓って翌々日に投げ出した。
据说,消费税上涨又将延期。2年前信誓旦旦宣称“绝不会再延期”的话语犹在耳边。一口咬定核电站事故污染水问题在【控制之下】,对经济现状加以狡辩:“已不再是通货紧缩”。9年前宣誓“将全心全意履行内阁总理大臣的职责”,没过两天就放弃。
くだんの王は説く。実語(じつご)(真実の言葉)は天に昇る橋で、妄語(もうご)(偽りの言葉)は地獄へ入る道だと。妄語を排して実語を貫くことこそ、昔もいまも善政の基本だろう。
上文中的国王曾说,真话(真实的话)是通往上天的桥梁,妄语(谎言)是坠入地狱的道路。只有剔除假话坚持真话才是古往今来恒古不变的善政根本吧。
きょう首相は増税再延期の理由を説明する。力をこめた言い切りにまた妄語が潜んでいないか。有権者として、聴く力を研ぎ澄ませたい。
今天首相将对增税再次延期的理由进行说明。信誓旦旦的宣言会不会又潜藏着妄语?作为选民,想要好好磨练辨听能力。