上月以来,电视里不时出现“龙宫城”。它并非是浦岛太郎生活过的城市,而是东京都知事舛添要一使用政治资金居住的超级酒店,位于千叶县木更津市。
欧州で1泊19万円のホテルに泊まる知事のこと、さぞ豪勢な宿かと思いきや、行ってみると、気取らない雰囲気の観光施設だった。家族連れが浴衣や部屋着にスリッパでくつろぐ。打たせ湯やプールがあって、卓球やカラオケ、潮干狩りもできる。
众所周知,知事曾在欧洲住过一晚19万日元的酒店,我以为这次是更为豪华的住所,现场领略后才知道,这是一处毫不出奇的旅游设施。他和家人一起,身着浴衣和睡衣,拖着拖鞋,放松休息。里面有抽取式温泉和游泳池,还有桌球,卡拉OK,此外还能去赶海。
知事が泊まったのは2年前と3年前の正月。宿泊費は計37万円ほどだった。両年とも家族と宿泊中に、30年来の知人である「新聞記者出身の出版会社社長」を客室に招き、しばらく面談したという。宿泊費のすべてが「会議費」として政治資金から支出された。
知事住宿的时间是2年前和3年前的正月。住宿费合计37万多日元。每次他都是和家人住在那里,并在客厅招待30年的朋友,“一位报社记者出身的出版社社长”,并进行了临时的会谈。所有的住宿费都以“会议费”的名目用政治资金支出。
言い訳としてはいかにも苦しい。施設はどう見ても、休暇を過ごす家族向けである。客室が「会議」に適しているとは思えない。しかも三が日である。社長が2年続けて訪ねてくるだろうか。
而这一切的借口显得非常没说服力。这些设施无论怎么看,都是服务于家庭的休假出游。我也不觉得客厅能当做“会议室”使用。而且还是三天。这位社长也不会连续2年都来拜访吧。
きのうの都議会でも、社長がどこのだれなのか知事は頑として明かさなかった。言わないのは、「政治家としての信義」ゆえらしい。もはや客室で面談したという言い分そのものが疑わしい。
在昨天的都会议上,知事没用表明这位社长的任何身份信息。之所以不说,似乎是出于“作为政治家的信义”。如此一来,在客厅谈话一事已经非常令人怀疑了。
言葉で相手をねじふせるのは舛添氏がもっとも得意としてきたことだ。それが今回はことごとく裏目に出る。問題とされた支出の釈明には、およそ誠実さが感じられなかった。能弁でならした知事はすでに龍宮の海でおぼれている。政治の言葉の「信義」を見失ったせいだろう。
用言辞制服对方是舛添要一的最为得意之处。但这次却是完全事与愿违。存在问题的费用支出说明中,丝毫感觉不到他的诚意。能言善辩的知事业已在龙宫的大海中挣扎。这一切的源头就是失去了政治言语的“信义”。