每天结束工作走出公司的时候,内心总会涌出安心的感觉。在这一瞬间,心灵的开关从“公”切换到了“私”。那么身为公务人员中的公务人员——天皇陛下,又有多少私人时间呢?
「お気持ち」を読む姿を見て、天皇にとっての公と私を考えた。自らの人生の終わりにまで言及されるのを聞き、国の象徴である天皇ではなく、その大役を果たしてきた明仁さま個人の素顔がのぞいた。
看到他读“心情”的样子,我想到天皇的公与私。听到他在自己步入晚年之际所做的告白,我看到了完成大任的明仁先生个人而非身为国家象征的天皇陛下的真实容貌。
職責の重さを天皇自身がこれほど率直に語ったことはない。国民の前で見せたことのない「私」のスイッチを押すには、どれだけ勇気を要したことか。
天皇无比坦率地谈到了其职责的沉重。在国民面前按下“私”之开关展示从未表现的一面,这需要多大的勇气啊。
傘寿を過ぎても、天皇に休日らしい休日はない。内閣から届く書類を処理する「執務」、大使や勲章受章者らが会う「拝謁(はいえつ)」、皇居清掃の人々をねぎらう「会釈」。私的な外出や体調の動きにも国民の目が注がれ、家族内のさざ波まで様々に増幅して論じられる。年を重ねてなお、心のスイッチは「公」に入ったままだ。
虽然天皇已经年逾80 ,但却没有休息日,处理来自内阁文件的“执务”,接见大使和授勋者的“拜会”,以及慰问皇宫保洁人员的“颔首”。即便是私人外出和身体状况,也备受国民关注,甚至连家庭内的些许风波也被人添油加醋地讨论。
公と私をめぐる言葉を会見から拾った。「私人として過ごすときにも自分たちの立場を完全に離れることはできません」68歳。「私は(結婚する前)家庭生活をしてこなかった」75歳。「天皇という立場にあることは、孤独とも思えるものです」80歳。思いは切実である。
他在之前的记者会上就谈到了关于公与私的话题。“即便是私人度过的时间也无法完全与自己的立场区分开来”,这是他68岁时谈到的。在75岁时,则是“(结婚之前)我没有家庭生活。”80岁时,他说,“天皇这个立场,让我感到独孤。”他的心情表露无遗。
私たちは天皇の内なる個人に思いをはせてきただろうか。24時間365日天皇は常に天皇のままだと無言の圧力をかけてはいないか。いまさらながら終身天皇という役割の重さを思った。
在此,我们能否考虑下天皇身份之下个人心情呢?24小时365天,一直保持天皇应有的仪态,这是多么大的压力啊?虽然为时已晚,但我深刻地认识到终身天皇这一使命的沉重负担。