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废除核电 还地于民

时间: 2016-09-30    进入日语论坛
核心提示:回転木馬やミニ列車に、家族連れが列をなす。ドイツ西部にあるワンダーランド・カルカーは、どこにでもある普通の遊園地だ。普通
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回転木馬やミニ列車に、家族連れが列をなす。ドイツ西部にあるワンダーランド・カルカーは、どこにでもある普通の遊園地だ。普通でないことが一つだけある。かつてここは、高速増殖炉だった。
 
旋转木马和迷你小火车前,排满了举家游玩的人。位于德国西部地区的梦幻乐园卡卢卡,是一家随处可见的乐园。但只有一点与别处不同,这里在过去曾是快中子增殖反应堆。
 
脱原発の象徴にもなっているこの地を数年前に訪ねた。筒状の巨大な冷却塔の内側には、空中ブランコのような遊具があった。乗ってみるとがらんどうのなかを一気に上昇し、視界が開けた。風力発電の白い風車が遠くに見えたのが印象的だった。
 
我数年前参观过这片被作为脱核电象征的地区。在筒状的巨大冷却塔内部,安装了空中转椅等游乐设施。我坐了一下,在空旷的地区中一下子升上来,视野顿时开阔。远远能看到白色的风力发电风车,令人印象深刻。
 
炉の運転開始をあきらめ、施設の売却へ動いたのは、本当に安全なのかと住民に不安が高まったからだ。ドイツ政府が正式に断念を発表したのが1991年。ちょうどこの年に、日本の高速増殖炉もんじゅは完成した。
 
之所以放弃运营反应堆,并将相应设施出售,是因为居民不断升级的安全担忧。1991年,德国正式公布放弃核能。而正好在这一年,日本的快中子增殖反应堆“文殊”完工了。
 
使用済み核燃料を再利用して発電し、また燃料を生み出せるという高速増殖炉は、「夢の原子炉」といわれた。日本は夢を見続けたが、実現はしなかった。トラブルや不祥事が続き、20年以上ほとんど動かないまま廃炉の方向になった。投入された1兆円で他に何ができたかと、考えるのもむなしくなる。
 
利用使用过的核燃料发电,并能生产出新燃料的快中子增殖反应堆,被誉为“梦之原子炉”。日本不断做着迷梦,但却从未实现。关于其的麻烦和事故不断,最终在20多年没怎么用过的情况下废弃了。而投入其中的一兆日元在其他地方能发挥何等作用呢?一念及此就无比感伤。
 
原発は放射性廃棄物を捨てる場所を見つけるのが難しいことから「トイレなきマンション」といわれる。もんじゅの罪は、トイレがなくても何とかなるかもという幻想を振りまいたことだろう。あまりにも長く。
 
因为难以找到处理放射性废物的场所,所以核电站被称为“没有厕所的大楼”。“文殊”的罪过在于做着没有厕所,就废物利用的迷梦,而且时间太长了。
 
もんじゅの跡地もいつか、親子連れが集まるような場所になれるだろうか。現実を直視しないかのようにずるずると判断を遅らせた、そんな過去を乗り越えて。
 
“文殊”所在地是否也有成为全家游玩场所的一天呢?没有直视现实磨磨蹭蹭,就会影响判断,希望我们不要重蹈覆辙。
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