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双叶达摩 肩负厚望

时间: 2017-01-13    进入日语论坛
核心提示:縁起物のだるまは赤い法衣に白い顔、黒い眉やひげというのが多いが、福島県双葉町の双葉ダルマは顔が青く縁取られている。東に広
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縁起物のだるまは赤い法衣に白い顔、黒い眉やひげというのが多いが、福島県双葉町の双葉ダルマは顔が青く縁取られている。東に広がる太平洋の色だ。元日には大勢が海岸で初日の出と黄金色に輝く海原を眺め、新年を祝ったものだった。
 
吉祥物达摩不倒翁以红色的僧衣、白色的脸和黑色的眉毛居多,但在福岛县的双叶町,那里的双叶达摩的脸有着绿色镶边。这是福岛县东面广阔无垠的太平洋的颜色。在元旦那天,很多人在海岸边观看日出和闪烁着金色光芒的海面,他们以此来祝贺新年。
 
東日本大震災と原発事故で一変した。全住民が避難を強いられ、約6千人が今も38都道府県にわかれて暮らす。人々に思い出を尋ね、返ってきた答えは、農作業後に地域で楽しむお茶、盆踊り、神楽。丹精込めた田畑、カエルの声、飛ぶ蛍、もぎたての甘いトマト……。失われたのはお金では償えぬ豊かさだった。
 
因为东日本大地震和核电站事故,这里发生了翻天覆地的变化。全体居民被迫避难,时至今日,仍有大约六千多人分散生活在38个都道府县。有媒体曾询问他们乡愁,得到的回答是农忙过后在老家开心地喝茶,跳舞以及演奏神乐。倾注心血的田野,青蛙的叫声,飞散的萤火虫,刚摘下的新鲜番茄……。失去的这些是无法用金钱弥补的。
 
新成人の荒木香さんは潮の香りを挙げた。「でも一番は人間関係」という。東京、福井、埼玉、神奈川と移り住み、福島県いわき市でようやく落ち着いた。避難所を除いても7軒目だ。中2のあの日、津波から一緒に逃げた友人も遠くに避難し、3日の成人式で約6年ぶりに会えた。
 
刚刚成年的荒木香谈到了潮水的气味。她说,“但最重要的还是人际关系。”他们搬到了东京、福井、埼玉、神奈川,福岛县岩城市渐渐没了人气。除去避难所,只剩下七户人家。那年我读初中二年级的某天,一起躲避海啸的朋友也到了远方避难,在3日举行的成人礼上,我们时隔六年再次重逢了。
 
政府は5年後をめどに町の一部で人が住めるようにする方針だ。町は約10年後の町内人口を2、3千人と計画する。一方で昨秋の世帯主調査で「戻りたい」との答えは13%だった。
 
政府制定了5年后使得部分辖区能够住人的方针。而该市也计算在10年后让所属人口达到2、3千人的计划。另一方面,在去年秋天的户主调查中,回答“想回来”的人只有13%。
 
双葉ダルマを売るだるま市がきのう、いわき市内の仮設住宅前で始まった。新春行事を絶やすまいと有志が震災翌年から続ける。県内外から臨時バスが出るきょうは再会の笑顔も増えそうだ。
 
昨天在岩城市临时住宅前,有人摆出了摊头卖双叶达摩不倒翁。从地震第二年起,就有不甘于新春仪式断绝的人出来销售不倒翁,并延续至今。今天,县内外开出巴士,把原住民聚在了一起,据说很多人都露出了重逢的笑脸。
 
春で休校になる双葉高校の校章にちなみ、緑色のだるまも登場した。買い求められた先々で、それぞれの願いがかないますように。
 
顺便说一句,即将在 春天停办的双叶高中的校徽上,就有绿色的达摩不倒翁的图样。希望买来祈福的人们,能实现各自的愿望。
 
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