19世纪的美国总统杰克逊是一个粗鲁、急躁的男人。不到20岁就参军上了独立战争前线。他还用手枪与人决斗过,通过棉花种植和投机积累起了财富。
対英戦争で名をあげ、大統領選では高学歴エリートを大差で退けた。政権につくと高官たちからポストを取りあげ、選挙戦を支えた友人知人らにばらまく。親友を重要な役職に就け、閣僚たちの内紛を招く。議会と対立し、国立銀行をつぶし、先住民を西へ追いやった。
在对英战争中出了名,在总统选举中以压倒性优势击败了高学历的艾力特。掌握政权后,他从高官那里拿到了很多职位,送给那些在选战中帮助过自己的朋友。由于让亲友担任重要的职务,导致了阁僚们的纷争。他与国会对立,解散了国立银行,并把土著一路往西赶。
強引さや身内びいきなど何かにつけて「ジャクソン以来」と評されるドナルド・トランプ氏が大統領に就任した。これほど大勢が出席招待を断り、これほど大勢が抗議集会に集まった就任式が過去にあったとは寡聞にして知らない。
蛮干和任人唯亲究竟能做什么?被评为“杰克逊第二”的唐纳德•特朗普就任美国总统。在就任仪式上有这么多人拒绝出席邀请,有这么多人举行抗议集会,这简直闻所未闻。
リッチ、グレート、ストロング。就任演説は、拍子抜けするほど素朴な形容詞であふれた。壇上のヒラリー・クリントン氏への敬意や謝意の言葉もなかった。いかにも格調を欠く演説だったが、希代のわかりやすさで後世に語り継がれるかもしれない。
有钱、伟大、强有力。就职演说中尽是些简单的词语,非常无趣。也没有对站在台上的希拉里•克林顿表示任何的敬意和谢意。这是一场非常缺少格调的演讲,但或许会以绝代的通俗易懂而被后人所传诵吧。
19世紀に戻ると、ジャクソンの人気は圧倒的だった。再選も果たした。「性格こそ激しいが能力は凡庸な男である」。彼に面会した若き仏思想家トクビルは、名著『アメリカのデモクラシー』でそう酷評したが、米大衆の支持は厚かった。
话归19世纪,杰克逊当时的人气非常旺,具有压倒性额优势,并获得了连任。“这个男人性格急躁,但能力平庸。”曾与他见过面的法国年轻思想家托克维尔在《美国的民主主义》中对他的评价毫无留情,但是美国民众却很喜欢他。
トランプ氏に対する米大衆の期待を各国の識者やメディアは軒並み読み損ねた。就任式で改めて「大衆第一主義」の紙吹雪がふりまかれる。政権が2期8年続く予感が胸をよぎった。
各国的精英和媒体都错估了美国大众对特朗普的期待。在就任仪式上,他们一改往日的态度,到处宣传所谓的“大众第一主义”。他的政权将能做满二届八年,我心中升起这种预感。