返回首页
当前位置: 首页 »日语阅读 » 天声人语 » 正文

官员空降 堂而皇之

时间: 2017-01-24    进入日语论坛
核心提示:今野浩(こんのひろし)さんが自分の学者人生をもとに書いた『工学部ヒラノ教授』は苦労話が満載である。研究費を申請するが何度
(单词翻译:双击或拖选)
今野浩(こんのひろし)さんが自分の学者人生をもとに書いた『工学部ヒラノ教授』は苦労話が満載である。研究費を申請するが何度もはねられる。ようやく認められたときには、文部省から天下った教授から、自分が口をきいてやったからだとにおわされた。
 
今野浩先生以自己的学者生涯为素材写了本书《工科学院平野教授》,里面记满了辛酸苦楚。他申请了无数次地研究费用,又无数次被拒绝,终于批下的时候,又跳出来一位从文部省“空降”教授抢功劳,说是因为他帮忙的缘故。
 
どこまでよくある話かは分からない。ただ、大学が文部科学省の意向を常に気にしているのはたしかだろう。学部の設置を認めてくれるのか。大学の予算はいくらつくのか。そんな影響力が、露骨な天下りの温床になったのだろうか。
 
我对这方面的事情也不是太清楚,但是大学的确是会经常关注文部科学省的意图。是否同意设立学院?大学的预算拨了多少?或许正是这种影响力,令其赤裸裸地变成了相关人员“空降”的温床吧?
 
文科省が大揺れである。組織的に再就職をあっせんしつつ、問題を隠すため口裏合わせの工作もしていた。OBを間にはさむ仕組みも作り、あっせんを見えにくくしていた。国家公務員法違反やその疑いが指摘される行為は30件以上にのぼり、官僚トップが辞任した。
 
文部省现在“山摇地动”。其虽然参与斡旋大学组织架构的重新搭建,但却做着为隐瞒问题而统一口径的工作。他们甚至还插手OB(观察者)工作,看不到有丝毫关照的迹象。被指违反国家公务员法和有类似嫌疑的行为超过了30多件,相关领导因此辞职了。
 
あきれるのが、大学を担当する局長から早稲田大教授になった吉田大輔氏の例である。「国の政策の動向の調査研究」「文科省の事業に関する連絡調整や助言」などが大学での仕事とされていた。あからさまな大学と役所の仲立ちとしか思えない。
 
更令人震惊的是吉田大辅的例子,他从负责大学的局长摇身一变成为早稻田大学的教授。 “国家政策动向的研究调查”、“关于文科省事业的联系调整和建议”诸如此类的东西都被当做其在大学里的业绩。直言不讳地说,他充当了大学与政府之间的中间人。
 
政府は他省庁でも問題がないかを調べるという。当然だろう。天下り規制が強化され10年がたつ。制度そのものに不備がないか、この際点検してほしい。
 
据说政府正在其他部门调查是否有类似的情况。这是理所应当的。距离“空降”制度的再强化已经过去了10个年头。在制度中是否出现了不完善之处呢?希望趁此机会能检视一番。
 
安倍晋三首相はきのうの演説で、明治の学制の序文を引いて「学問は身を立(たつ)るの財本(もとで)ともいふべきもの」と述べた。学問の場が役人の身を助ける道具に使われるなら、嘆かわしいというほかない。
 
在昨天的演讲中,安倍首相说援引了明治时代教育制度的序文,“学问是立身之本”。如果做学问的地方成为帮助官员谋私的工具,那就太遗憾了。
轻松学日语,快乐背单词(免费在线日语单词学习)---点击进入
顶一下
(1)
100%
踩一下
(0)
0%