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相比吉宗 皮毛不及

时间: 2017-01-29    进入日语论坛
核心提示:時代劇「暴れん坊将軍」のモデルになった徳川吉宗は、日本の刑事司法の改革者でもある。量刑のばらつきを抑え、残虐な罰を減らし
(单词翻译:双击或拖选)
時代劇「暴れん坊将軍」のモデルになった徳川吉宗は、日本の刑事司法の改革者でもある。量刑のばらつきを抑え、残虐な罰を減らし、取り調べ時の拷問に思い切った制限を加えた。そのひとつが「水責め」である。水おけに頭をつけて気絶寸前まで追い込むのは人道に反する。吉宗の先見の明と言うべきだろう 
 
作为历史剧“我行我素的将军”原型的德川吉宗也是一位日本刑事司法的改革者。他抑制了量刑上的混乱,减少了残暴的刑罚,并毅然决然地对调查取证时的严刑拷打进行了限制。其中之一就是“水刑”。他认为,将嫌疑犯的头浸没在水桶里直到快要断气的做法是反人道的。这或许应该说是吉宗的先见之明。 
 
水責めも米国ではごく最近まで使われた。アルカイダ系幹部らを情報機関CIAの係官が水責めにして尋問していた。ブッシュ(子)政権は擁護したがオバマ政権は全面禁止に転じた 
 
水刑在美国一直被沿用到最近,情报机关CIA的官员对付基地组织的干部等精神审问时就使用了水刑。虽然小布什政权认可这一做法,不过奥巴马则转而全面禁止使用这一手段。 
 
それをまた合法化するとトランプ新大統領が気炎をはく。水責めは「絶対的に効果」があり、過激派組織には「火には火」で臨むと断言した。またひとつオバマ時代の政策が葬り去られていく 
 
而新总统特朗普气势汹汹地表示将再次使其合法化,认为水刑“绝对有效”,并斩钉截铁地说,激进派组织就要采用“以毒攻毒”的办法来对付。看来又有一项奥巴马时代的政策将被彻底埋葬。 
 
「いきなり水責めにしても、人は口を割らないものです」。数年前に取材した米陸軍少佐の言葉を思い出す。イラクなどに駐留し、人道に反しない尋問方法を探した。「アラブ系の容疑者をしゃべらせるなら、アラビア語を話す中東系を尋問役にあて、時々は中東料理も出す。最も効果的です」 
 
“即便直接使用水刑,嫌疑人也不见得就开口说话”。我想起了几年前接受采访的美国陆军少校所说的这段话。他曾经在伊拉克等地驻扎,并一直在寻找一种不反人道的审问方法。他说,“倘若调查对象是阿拉伯系嫌疑人,就要找那些会说阿拉伯语的中东人担任审讯官员。时常还要给他们吃中东料理,这种方法最为有效” 
 
少佐は米軍の試みた尋問術を過去にさかのぼって調べた。たどり着いたのが、太平洋戦争中の旧日本軍捕虜たちの記録だ。「日系人に尋問され、和食で懐柔され、手もなく落ちていました」 
 
这位少校还追溯历史,对美军过去采用过的试验性审问技巧进行了调查。他好容易找到了一部太平洋战争时期旧日军俘虏的纪录,“在受到日系官员审问时,他们以日本料理作为拉拢手段,一下子便突破了我的防线” 
 
トランプ政権内でもCIA長官や司法長官は水責めには慎重である。世界を威嚇する乱暴な言葉ばかりふりまく大統領など暴れん坊将軍の足もとにも及ぶまい。 
 
即使在特朗普政权内部也有对水刑持比较慎重态度的,诸如CIA长官以及司法部长。那些大放厥词威吓世界的总统之流,恐怕无法与我行我素将军相提并论。 
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