犹太籍语言学者匹克多鲁在日记中记录下了逐渐遭受纳粹政权迫害的情形。写有“犹太人用德语写作简直令人无法忍受”之类的大字报出现在了大学里。此外,还有教授突然收到了解聘的通知。
「ふだんまともな考えをする多くの者が、内政の不公正に鈍感になり、とくにユダヤ人の不幸をきちんと把握せず、近ごろではヒトラーにかなり満足しだしたように思える」との記述もある。多くの人が傍観を続けたことが事態を少しずつ悪化させていった。
他在日记中说,“在平时很多会认真思考的人对内政的不公平却一点不敏感,尤其是没有准确地把握到犹太人面临的不幸。最近甚至有人对希特勒政权所作所为表示了满意。” 多数人的旁观让事态逐渐恶化了起来。
ユダヤ人たちはやがて強制居住区へ、そして強制収容所へと追いやられた。ポーランドにあるアウシュビッツ収容所は、人類によるおぞましい所業を象徴する場所である。
终于,犹太人被拘禁了起来,并被关押进了强制收容所。位于波兰的奥斯维辛集中营是象征着人类令人发指罪行的场所。
数年前に訪れたとき、所員たちの精神的負担を軽くするための手立てに寒気を覚えた。銃殺でなくガス室へ送ることで流血を見ずにすむ。遺体の片付けを収容者にさせ、さらに距離を置く。鈍感の制度化であろう。
数年前我去过那里,面对那些为减轻看管人员精神压力的杀人方式,我至今仍不寒而栗。把犹太人送入毒气室而非枪杀,这样就能不见血的解决他们。让关押人员处理被害者遗体,更是拉大了看管人员与死亡的距离。这是令人精神迟钝的制度。
アウシュビッツ解放から72年となった一昨日、国連の式典でグテーレス事務総長が述べた。「ポピュリズムが、外国人への嫌悪やイスラム教徒への憎悪に拍車をかけている」。思い浮かべていた顔はトランプ米大統領、あるいは欧州の極右政治家たちか。
前天是奥斯维辛解放72周年纪念日。在联合国举行的仪式上,秘书长古特雷斯说,“民族主义让人们对外国人和伊斯兰教徒的憎恶与日俱增。”我眼前浮现出了美国总统特朗普的脸,还有欧洲那些极右翼政客。
政治家が憎悪や排斥を戒めるどころか、むしろあおり立てる。そんな風景が珍しくなくなった。自分のことではないがゆえの鈍感さが、最後は社会全体を窒息させる。歴史の教訓を思い起こしたい。
政客们非但没有警惕这种憎恶和排斥,甚至还在煽风点火。这样的情形并不少见。事不关己所以不置可否的迟钝,终有一天会让社会全体窒息。希望我们能想起历史上的教训。