素有“迎春花”之称的梅花,其花色着实丰富多彩。既有被称为“本红”的梅花,拥有光艳明亮的大红色。也有被称为“移白”的梅花,其花蕊为粉色,开花后花朵反而变成白色。相反,也有被称为“移红”的梅花,这种梅花就是由白变红。
作家の円地文子(えんちふみこ)は、桜のうす紅とも、桃のピンクとも違う紅梅の色が好きだと書いている。「いかにも長い冬の寒さに耐えた花の辛抱強さと凜々(りり)しい美しさが含まれている」。年が明けてから神経がささくれ立つニュースが多いなか、ほころぶように咲く梅を見ると心が落ち着く。きょうは立春である
作家圆地文子曾写道自己喜欢红梅的颜色,这种花色既不同于樱花的淡红色,也不同于桃花的桃红色。“这种花色包含了花朵历经长冬严寒的坚韧以及凛然之美。”新年以来,出现了很多令人神经烦躁的新闻事件,然而看到了绽放的梅花之后,心情逐渐归于平静。今天是立春。
古事記や日本書紀には記されていない梅であるが、万葉集には119首の歌が現れ、ハギに次ぐ多さだという。中国から渡来し、もてはやされるようになったのだろう。山上憶良(やまのうえのおくら)は〈春されば まづ咲く宿の 梅の花 独り見つつや 春日(はるひ)暮(くら)さむ〉と詠んだ
古事记以及日本书纪中并没有关于梅花的记载,然而在万叶集当中却出现了119首有关于梅花的和歌,其数量之多仅次于吟咏胡枝子的和歌。梅花从中国传过来之后,似乎变得人人交口称赞了。山上忆良曾写过一首和歌“暖阳春日到,最先梅花开。屋前绽其姿,独待春日沉。”
自宅近くの公園には紅白の梅が咲き誇っていた。その傍らには桜の木があり、早くも花を一輪二輪とつけていた。玉縄桜(たまなわざくら)という名のその品種は、聞けばソメイヨシノを親に持ち1970年代に育成が始まったという。早咲きの新顔である
我家附近的公园里红白相间的梅花开得正盛。在它的附近,有樱花树,有一两朵樱花已经较早地开放了。这种樱花品种叫做玉绳樱,打听之后得知这种樱花也是在染井吉野的基础之上从20世纪70年代开始培育的,这是一种花期较早的新品种。
いまや桜の代名詞となったソメイヨシノも、明治以降、その華やかさが好まれて広がった。万葉の時代からの美があり、近代以降の美がある。日本の風景は時代により姿を変えてきた
如今成为樱花代名词的染井吉野,也是明治时期以后,其花朵的绚烂才逐渐为广大民众所喜爱。万叶时期有其特有的美,近代以后也有其特有的美。日本的风景随着时代的变迁也在发生改变。
まだまだ「春は名のみ」かもしれぬが、季節は少しずつ移ろう。先が見えず変化の激しいときだからこそ、暖かな日の訪れをゆっくりと待ちたい。
目前还可能只是“名义上的春天”,但是季节正在慢慢改变。正因为是变化激烈的未知时节,我们才想安然地等待暖日的到来。