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藤村俊二 与世长辞

时间: 2017-02-07    进入日语论坛
核心提示:早稲田大学で演劇を学ぶものの、退屈だからと中退してしまう。ヒョイッと。気に入らないことがあると、いつの間にかいなくなるか
(单词翻译:双击或拖选)
早稲田大学で演劇を学ぶものの、退屈だからと中退してしまう。ヒョイッと。気に入らないことがあると、いつの間にかいなくなるから「オヒョイさん」のあだ名がついたそうだ。俳優の藤村俊二さんが82歳で亡くなった
 
虽然在早稻田大学学戏剧,但觉得无聊突然间就中途退学了。听说一旦不开心了,突然间就找不着人了,因此得了个外号叫【突然先生】。演员藤村俊二逝世,享年82岁。
 
おもしろいこと、好きなことを見つける自由人の素質は、小さいころからあった。幼稚園では、いたずらが過ぎて園長から「毎日来なくていいのよ」と言われた。戦時下で空襲警報のサイレンを係官の目を盗んで鳴らし、大変な騒ぎになったとも著書にある
 
打小就养成了寻找好玩、喜欢事情的随意个性。在幼儿园时,因为太调皮被园长说:“你不用每天都来”。著作中还写道:在战争时期,他躲过看管人员的监视偷偷拉响空袭警报的蜂鸣器,造成了极大的混乱。
 
ダンサーとして欧州公演に加わったが、本場にはとてもかなわないと感じ、思い立ってパリでパントマイムを学んだ。帰国してからは振付師、俳優の道を歩む。ひょうひょうとした雰囲気で、テレビや映画に欠かせない存在になった
 
作为舞者参加了欧洲公演,但觉得跳不过当地人,便下决心在巴黎学习了哑剧。归国后,开始走上了编舞师和演员的道路。带着不拘于世俗的气质,成为了电视与电影中不可或缺的存在。
 
よく来る仕事は「いてもいなくてもいいように見える、自己主張しない役」だと著書で述べている。目立たないことが逆に存在感を生む不思議な役者だった。映画「ラヂオの時間」では伝説の音声マンを演じた。口数少なく効果音をこしらえる姿が、どのシーンよりも泣けたのを覚えている
 
他在著作中写道,经常接到的工作是【看起来可有可无,不需要表达自我的角色】。但他是一位角色尽管毫不起眼但存在感逆天的演员。在电影《收音机的时间》中饰演了传奇的口技人。台词不多模仿各种音效的身姿比任何场景都要动人,令人印象深刻。
 
あせる、急ぐ、競い合うことから一線を画すのが、この人の美学だったのだろう。ふわりと軽やかな生き方が板についていた。暑くてもジャケットを着こなし、ワインバーを開いて料理から内装まで好みを通した
 
远离颓废、急躁、攀比大概是此人的美学观吧。很适合这种轻松而毫无压力的生活方式。很热的天也外套齐整,开了酒吧后从菜式到装修都彻底按照自己的喜好来。
 
願わくばこんなふうに年をとれれば。そう感じさせる人だった。いまごろはヒョイッと雲の上を歩いていることだろう。
 
希望能像他一样变老。给人就是这种感觉。眼下他正轻松地漫步在云端吧。
 
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