弄乱房间的“调皮河童”(妖怪名)、用完厕纸的“厕所木乃伊”、把砂土放进口袋捉弄人洗衣服的“藏沙子鬼”……。翻开目前在东京育儿的漫画作家一四五女士(39岁)的漫画《妖怪纸牌》,顿时让人倍感无力。
「子育てってイライラの連続。でも妖怪のしわざだと思うと、むやみに子どもを叱らずに済みます」。創作のきっかけは8年前、夜更かしする長男を寝かそうと作った絵本。人の生気を鼻から吸いとる伝説の妖怪「黒玉」を登場させ、「9時過ぎた。黒玉、黒玉。寝ない子どこだ」。
“育儿是段非常讨厌的过程。但如果认为这是妖怪的恶作剧,那么就不会胡乱呵斥孩子了。”8年前,她开始创作。当时为了哄彻夜不睡的大儿子入眠,她创作了这本漫画。她画出了传说中把人的生气从鼻子中吸走的妖怪“黑玉”,并配上台词:“9点到了。黑玉,黑玉,没有谁的孩子在哪里?”
子どもの頃から妖怪好き。水木しげる作品を読み、妖怪研究の先駆者である井上円了の著作にも親しんだ。民話に残る妖怪に自作のお化けを加え、シリーズかるたを制作してきた。
她从孩提开始就喜欢妖怪。读了水木茂的作品后,又喜欢了妖怪研究的先驱——井上圆了的作品。她基于民间传说的妖怪,画出了属于自己的妖怪,并制作了一系列的纸牌。
夫(40)の日常にも妖怪はひそむ。「うん」「へぇ」と生返事ばかりの「うんへぇさん」。捨ててほしくて玄関に置いたごみ袋をまたいで出勤する「ゴミまたぎ」。どちらも、わが身に覚えがある。
在其丈夫(40岁)的日常生活中也前潜伏着妖怪。只会生硬回应“嗯”、“咦”的“嗯咦先生”;对放置在门口准备扔掉的垃圾袋视而不见,只顾自己上班的“跨过垃圾怪”。无论是上述哪个妖怪,都附着在我的身上。
「子育てをひとりで背負わざるをえない窮屈さを何とかしたい。その気持ちが出発点でした」。作品は市販に至っていないが、各地の小学校や児童館で開くかるた大会やかるた作り講座は100回を超えた。
“总想把被迫一个人承担育儿责任的委屈发泄出来。这种心情就是我画漫画的出发点。”她的作品没有出版上市,并且在各地的小学和儿童图书馆举行了100多次纸牌大赛和纸牌制作讲座。
思えばこの世は矛盾と不合理の吹きだまりである。人の弱さやずるさ、感情のもつれを妖怪のせいにしてのみこむのは古来の知恵でもあろう。新作は受験がテーマ。妖怪探しの旅はさらに職場や子離れ、老後へと続いていく。
细想一下,这个社会到处都有矛盾和不合理之处。将人的弱小、狡诈和感情的纠结归结于妖怪的捉弄,这也是自古就有的一种智慧。其新作品的主题是“考试”。寻找妖怪的旅程将一直持续下去,无论是职场、孩子独立之时还是老后……。