民间歌手高田渡所唱的歌曲里有一首“涨价”,从<从来没想过涨价>开始,语调逐渐改变,<这阵子不会涨/想尽一切办法限制涨>这首歌曲讽刺了经济高速增长期不断上涨的公共服务费用。
〈値上げもやむを得ぬ/値上げにふみきろう〉で歌は終わる。悩んだふりをしつつ結局は値上げするお偉いさんへの批判だろう。一方こちらは、真剣に悩んだ末だったか。低価格が売りの焼き鳥チェーン「鳥貴族」が来月、28年ぶりに値上げする
仕事帰りの一杯にはじわりと響く話だ。焼き鳥を愛した高田が生きていたら、どんな顔をしたか。しかし考えてみると、悪いことばかりではない。理由の一つが人手不足だというから、働き手の給料も上がると期待していいのだろう
这对于那些下班回家的路上总要喝上一杯的人来说是一件反响很大的事。倘若喜欢吃一口烤鸡块的高田尚且健在的话,不知他会流露出何种神情。但是,仔细想一想也不都是坏事。理由之一是由于人手不够,有希望给员工涨一点劳务费。
外食、食品、宅配便……。このところの値上げの背景として不作や不漁が言われる。そして何より、求人が増え人手が足りない現状がある
餐厅就餐、食品以及快餐外卖……,最近出现的涨价现象据说是因为欠收及海产捕获量下降的缘故。而且,更重要的是招聘员工的需求有所增加,人手不够的现状比较严重。
格安居酒屋の経営者だった人が言っていた。「今まではアルバイトがたくさんいたから、日本の人たちはいいものを安く食べられた」。裏を返せば働く人を踏み台にした安売り経営が、はびこってきたということだ
一位廉价小酒馆的店老板说,“之前由于有人愿意做小时工,所以日本人能吃上价格低廉的好东西”。反过来说就是以牺牲员工的利益来维持的廉价生意的做法呈蔓延势头。
月給袋の重みを詩人の石垣りんがつづっている。〈一月(ひとつき)の労働を秤(はかり)にかけた、その重みに見合う厚味(あつみ)で/ぐっと私の生活に均衡をあたえる/分銅のような何枚かの紙幣と硬貨〉。働きが報われたとの実感であろう。値札の向こうに一人一人の頑張りがある。想像力を失うまい。
诗人石垣凛曾经赋诗一首提到了工资袋的分量,<将一个月的劳动放在磅秤上,得到了与其分量相等的厚重/它给我的生活以均衡/宛若砝码似的几枚钞票和硬币>这或许就是对于劳务回报的真实感受吧。同时,也让我看到了价签后面每一个员工所付出的努力,我觉得我还不至于丧失想象力。