A:今日は久々に日本酒を頼んでみようかな。
B:清酒のこと?よく聞きますが、飲んだことがありません。強くないですか。
A:ええ。米、水、麹菌で作られている日本のお酒です。アルコール分は15%程度で比較的飲みやすいため、女性の愛好家も増えていますよ。
B:そうですか。私も飲んで見ましょう。でもメニューにはこんなにたくさんの種類があるから、どれにするか迷っちゃいますよ。
A:そうですね。現在の清酒は特定名称酒と普通酒がありますが、特定名称酒は原料や製法が一定の基準を満たす清酒のことで、純米酒、本醸造酒、吟醸酒に分類されます。純米酒は米ノうまみを生かした風味が特徴です。本醸造酒はすっきりとした味わいが特徴です。吟醸酒はプルーテイーな吟醸香と淡麗な味わいが特徴です。そして、吟醸酒のうちの大吟醸は最も高級な清酒で、吟醸香が高く、デリケートな味わいは、まさに日本酒の芸術品と言われています。それ以外の清酒は、普通酒と呼ばれていて、醸造さるコール、糖類、酸味料、化学調味料、酒粕などの副原料を加えて作られています。有名な日本酒の銘柄には越乃寒梅、久保田、松竹梅、月桂冠、菊正宗、八海山などがあります。
B:へー、いろいろありますね。じゃ、せっかくですから、これ!一番高い久保田万寿にしようかな。
A:そうですね。とりあえず1合にしましょうか。
B:1合って?
A:日本酒は普通1合か、2合かの単位で頼みます。1合は180ccです。後は、飲み方としては、冷酒、熱燗、常温、温燗などの飲み方があります。高級なお酒は常温か、冷酒で飲んだほうがいいですよ。
B:そうですか。じゃ、夏ですし、とりあえず、冷酒で1合にしましょう。