男の子なら、たいてい一度は憧れるパイロット。給料も高いし、カッコいいですよね。フライトは、ふつう機長と副操縦士の二人のパイロットによって行われます。乗務員全体のトップとして指揮をとるのが機長で、副操縦士は、操縦のほかに管制官との交信や計器類のチェックなどを受け持ち、機長を補佐します。
飛行機の操縦でもっとも難しいのが、離陸と着陸です。緊急事態への備えも必要ですから、パイロットには、自分の心身を常によいコンディションに保つ自己管理能力と、強い責任感、沈着冷静な判断力が求められます。飲食や薬の使用などにも厳しい規制があるようです。生活も不規則になりがちですから、強い体力も必要です。
[なるための進路]
航空大学校への入学か、航空会社の訓練生になるのが一般的です。定期便の機長になるためには、定期運送用操縦士国家試験に合格しなくてはなりません。